がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
カルストさま、こんばんは。

「印象操作がさらにひどくなっている感じ」同感です。真道隼人医師に関しては、近藤理論を地でいく医師に仕立て上げていくつもりなのかなと思うんですが、人物像の絞り込みが甘すぎます。でも、きっちり完璧な人にしてしまうと、近藤理論にも矛盾を感じるはずだと思うので、このへんが限界かもしれません。

その他の医師も「立派に見えたり偉そうにしている医師も、みんな裏では汚くずるいことをしている、悪い人」という印象操作を、ことごとく掛けられています。さすが近藤誠氏監修と、感心します。でも世の中の医者が、みんなそんな人のはずがないと、医療現場にいる私は思います。

真道医師の手術成績ですが、来栖医師は、真道医師が「手術をしなかった」患者さんのその後を、どうやって調べたのかに疑問を感じました。正しく比較をするためには、手術をした人としなかった人の条件を揃えなきゃいけないですが、手術をしなかった人は真道医師ではない医師にかかっているか、病院にはかかっていないかだと思うんです。そういう人をすべて追いかけて評価をしないと、比較ができない。正しく調べて比較するのは、不可能ではないかなと思います。「手術しないことを選んだ」人と「手術すべきでないと判断した」人を混ぜてしまうだけで、手術した人とは単純に比較できない集団になってしまいますし。

近藤誠氏の主張が世の中の不幸を増やさないのなら、放っておいてもいいと思うんです。医療費も減るかもしれませんし。でも患者さん本人もご家族も医療スタッフも、近藤誠氏の理論に振り回されることによって無用な感情のぶつかり合いに遭ったり、治療の機会を逃して残念な経過になったり症状で苦しんだり。なので、「近藤誠先生は素晴らしい」「正義の医者だ」と持ち上げ続けるメディアに対しては、異議を唱え続けようと思います。

そうそう。ずっと近藤誠氏の片棒を担ぎ続けてきた「文藝春秋」ですが、2015年5月号で「患者が知らない『医療の真実』」という大型企画をしていて、このタイトルなら絶対近藤誠氏の名前があるはずと思ったのに、なんとありませんでした。文藝春秋社がようやく目が覚めてくれたのなら、嬉しいことです。これまでの影響は無視することはできませんが。
投稿者:カルスト
初めてコメントいたします。
このマンガの連載開始時に、色々と検索していてこちらのブログにたどり着きました。
私は医療については全くの素人ですが、近藤医師の主張には以前から違和感を抱いておりました。私も逸見政孝氏が手術を受けたときは、近藤氏の意見に納得するところがありました。しかし、後に主張するようになったがんもどき理論やワクチンを全否定するような発言には全く賛同できません。
近藤氏の主張を頭から信じる人が増えているのは困ったものだと思っていますが、人間誰しも厳しいと分かっている治療はしたくないでしょうから、近藤氏の主張にすがる人が出てきても仕方ないのかもしれません。
さて、今回のこのマンガですが印象操作がさらにひどくなっている感じですね。来栖医師がまとめた真道医師の手術成績で、はじめて自分の患者の予後を知るなんて。真道医師って、手術したらその後の経過は気にしてなかったんでしょうか?そんな事ありうるのでしょうか。盲腸とは違うわけですから、手術で癌を切除した後も通院して経過を見るものだと思うのですが。
これからも時々お邪魔しますので、よろしくお願いします。
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