がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

カレンダー

2019年
← June →
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

過去ログ

カウンター

  • 本日のアクセス  
  • 昨日のアクセス  
  • 総アクセス数      
RSS
投稿者
メール

 
コメント
URL
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:hirakata
ぶちさま、こんにちは。

このマンガでは、近藤誠氏のコピー設定と思われる来栖医師という人に「患者」の役も背負わせ、真道医師に「死神」のイメージをかぶせる役どころを演じさせています。

マンガの話と割り切って、現実に全く影響しないように、自分の心が全く揺れないように読める人なんて、世の中にはまずいません。もしそんなマンガがあったとすれば、書いても意味がないとも思いますし。

このマンガにしろ、近藤氏の著書や文藝春秋などから出される言論にしろ、そういう心の動きを狙っているのでしょう。影響を受けた人は、私のところにもたくさん来られます。そして私や一緒に働いている医療介護福祉従事者が、正しいこと、良いことを言っても「何か裏があるのでは」「嘘があるのでは」「だまされないぞ」という反応が、少なからず返ってきます。

だいぶ慣れたので、そういう場合の対応にも余裕を持てる場合が増えてきましたが、自分の経験も努力も考えも能力も全否定されるような言われ方をした場合には、つける薬はないなと諦めてしまうこともあります。

そういう「無用ないさかい」「人と人との間に生じる嫌な気持ち」を増やしてしまっているという自覚と反省がないのは、近藤氏とそれを後押しする言論機関の、致命的に残念な落ち度だと私は思うんですが、どうなんでしょうね。
投稿者:ぶち
面と向かって死神呼ばわりとか死の淵に瀕しても挑発をやめないあたり筋金入りの無礼な人ですね
医療のことなどまったく分かりませんが執刀するなんてよく出来ますよ
メス持ってる時無防備に手術台転がってる姿なんか見てたら死神どころか殺人犯になってしまいそうです
投稿者:hirakata
北越さま、こんにちは。

小学館、小学◎年生を読んでいた頃の昔の感覚で捉えていましたが、いろんなことやってるんですね。ホームページ見てみましたが、雑多なイメージ、ポリシーが薄い印象を受けました。でもこのマンガのようなことやってちゃ、駄目な気がします。人の命にかかわることですから。

近藤氏とそれに同調する人たちの言論に完全に染まってしまった人は、私や北越さまが言うようなことも「放っておくのが一番な人を医療に引っ張り込んで儲けるための手練手管」と受け取るんでしょうか。そう信じている人があまり多くないことを望みます。

せっかくいろんな治療法を選べる時代になってきたのに、「何もしないのが最善」というのは、無理があると思います。わかりやすいし魅力を感じる人はいると思いますが、今のがん医療は次第に「どんな状況になってきても、最適な対応を続けられる」姿になりつつあるので、どうせ信じるならこっちを信じてほしいなと。
投稿者:北越
平方先生

お返事ありがとうございます。

小学館って地震予測他、新奇な説が好きなんですよね。主流派攻撃の方が読者の関心も引きやすいのでしょう。利権まみれの主流派に異端・潔白・有能な正義漢が切り込む構図。

萬屋錦之介主演の「破れ傘刀舟悪人斬り」という江戸時代劇の決めゼリフが「てめえら人間じゃねえ!たたっきってやる!」。さしずめ現代の刀舟(本業は医者)が近藤氏。まあ近藤さんは人間を切りはしませんが。

江戸時代で実際に人を切った医者といえば、華岡青洲でしょうか。ネットで公開されている「華岡塾癌着色図」を見るにつけ、切らない選択をせざるを得なかった江戸時代の患者さんの苦衷が忍ばれます。


AutoPage最新お知らせ