
ワールド・ドクターズ・オーケストラ2日目。朝は9時から、池袋の東京芸術劇場(写真は中から見たところ)で練習。

朝9時に集合して、ベートーベン交響曲第7番、和田薫作曲「響画」、ブラームスの「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」の順で練習します。借りたティンパニにも慣れてきて、練習も息が合うようになってきて、いい感じ。

指揮者のStefan Willich(シュテファン・ヴィリッチ)です。医学部の元教授だったり、音楽大学の学長だったりするすごい人。

そして昼までの予定がちょっと遅れて、みんなで4台のバスに乗り込みます。

チェロなどの楽器は、別の車で運んだり、バスに持ち込んで運んだり。ティンパニは福島では別に借りるということで、運びません。

1時近くなって、出発です。昼食は、バスの中で弁当を食べました。私にも少なめだったので、体の大きなメンバーには物足りないんじゃないかと心配。

走り始めて間もなく、渋滞にはまる。

パーキングエリアで休憩。お天気が悪く、気温も低め。

お天気が悪かったので、沿岸部を見るツアーは中止して、今日の練習会場の「常磐市民会館」へ。合唱で共演するいわき市立湯本第一中学校の生徒たちが「ハロー」「ハロー」と元気に迎えてくれました。思わず笑顔。

こんなホールです。古そうだけど、大きい。ここは練習に使うだけで、明日の本番はいわき駅に近い「アリオスホール」。

女性の参加者もたくさんいますが、男子洗面所の入口で「Men only?」という質問。ピクトサイン(絵)がないと、わかりませんよね。

みんな、あっという間に演奏の準備を進めます。

ティンパニは、遅めに到着。3個持ってきて下さったんですが、一番右の太鼓は使ってなかったらしく、皮がゆるゆる。それを鳴るようにするだけで、10分ほど消費。

満足いく鳴り具合にならないうちに練習開始。

いわき市立湯本第一中学校合唱部、いわき市立湯本第一小学校合唱部のみなさんが、

一緒に歌ってくれます。福島県は合唱が盛んなところらしく、とっても上手。泣きました。
結局そこそこ太鼓が鳴るようになったのは、練習がほぼ終わりの頃でした。

練習が終わった後に、みんなで交流会。

記念写真を撮ったり、

チェロを触らせてもらったり、

ジュースをもらいに来たり。

被災地見学に行けなかったかわりに、語り部の人に英訳付きで震災の話をしていただきました。

合唱の子供たちからの質問・アンケートの時間。

指揮者のシュテファン・ヴィリッチからも、感謝の挨拶。

最後に合唱部のみんなが、アカペラで歌のプレゼント。とっても楽しい時間でした。ありがとうございました。

交流会が終わって、またバスに乗り今日の宿へ。いわきワシントンホテル椿山荘に泊まる人が多かったのかな。ホテル到着後、近所の焼き鳥屋さんでごはんを食べて、ホテルに戻って寝ました。今日もハードな1日でした。
↓このメアド欄はセキュリティが低そうなので、書かない方が無難です↓