
全日本医家管弦楽団第24回定期演奏会まであと1週間。今日は午前9時半から午後5時まで、豊島区の雑司が谷地域文化創造館(写真)で練習がありました。だいぶ仕上がりには近づいていますが、まだまだのところもちらほら。

ティンパニが揃っていて、広さも十分な練習場なんですが、部屋の真ん中に立派な柱(写真右側)があって楽器の配置が難しい。

午前中はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の練習。ソリストの石井楓子さんは、昨年10月の日本音楽コンクールで第1位になった方です。練習にもかかわらず、力の出し惜しみをせず付き合っていただきました。1週間後が楽しみ。ちなみに私はこの曲は出番なし。

午後は、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」の練習。こちらは私がティンパニを叩きます。本番に合わせて、ティンパニを右に移動してみました。一番大きい32インチの太鼓が、思い切り叩くとうるさいだけで太い音が出ず、苦労しました。本番に借りる太鼓はどうかなあ。不安。
指揮者の曽我大介さんに毎年言われることですが、このオーケストラは言ったことを演奏に反映するのも早いけど、忘れるのも早い。2週間前の練習でできるようになったはずのことが、今日はできなかったり。これを忘れないようにできれば、もっと練習の効率も上がるってことですよね。
でも上手くなっていることも確かで、時々涙が出そうになるところもありました。涙が出そうなところのすぐ後には、本気で叩かないといけない場所が毎回控えているので、泣いてるどころじゃないんですけどね。あと1週間、みんな気合いを入れて、最後の仕上げに頑張ることでしょう。

おまけというか、今日の曽我さんTシャツ。午前中は、LacosteっぽいOcosite。

午後はくまモン。練習の話の流れの中で、ごく自然にTシャツを使って笑いにつなげる話術も、さすが。

今日は電車だったので、久しぶりに練習後の「呑み会」に出ました。いやー楽しい。音楽の話題でももちろん盛り上がるし、その他高尚な話題から下らない話題まで、いくらでも盛り上がり続けそうな勢いでした。自分の出してる音も、割と高く評価されていそうな感じで、良かった。

明日の仕事に備えて、最終の新幹線で長野の宿舎へ直行。酔いもあって、ほとんど寝ながら移動。
演奏会は3月9日(日)午後2時半から、四谷の紀尾井ホールです。まだチケット売り切れてない(売り切れたことはないのかも)ので、「聞こうかな」と思った方は、おいで下さい。
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