(3月10日号)の鎌田實先生の連載「がんばらないけどあきらめない」(だっけ?同じような名前がたくさんあるからよくわからない)に、紅子さんという人が出てきます。
紅子さん(もちろん仮名です)とは約3カ月の短いお付き合いでしたが、たくさんのいい時間やいい出来事があって、もちろんつらいこともあって、鎌田先生が書いたのはそのうちのほんの一部です。私がしている緩和ケアというのは、つらいことも楽しいことも全部ひっくるめて、できるお手伝いをしています。週刊朝日に載っている話だけを読むと「諏訪中央病院に行けば、こんなにすばらしい時間が過ごせる」と思われがちですが、つらい部分は表に出ていないので、思っていたのと違う経過になった人には「予定していたのと違う」と言われたりします。それでも納得して、満足して過ごしていただけるように、毎日心を砕いています。
紅子さんのごはんは、もちろん私もいただきました。とてもおいしかったです。(私の方が紅子さんとの付き合いは長いし深いのに、全然名前が出てこないのは縁の下の力持ちに徹しろということかいな。やや不満だったりするけどまあいいや)