がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
michikoさま、おはようございます。

「ノブレス・オブリージュ」を発揮するためには、ちょっとだけでも「ゆとり」とか「ハンドルのあそび」のようなものがないと難しいのではないかと思います。

政治家にしても経済界の人たちにしても、昔はノブレス・オブリージュを発揮する余力があった人もいっぱいいた気がしますが、政治家は政治家になる資質や学ぶ機会や努力が足りない人が、昔より高度な政治を求められて余裕がない。経済界の人たちは、日本より圧倒的に人件費が安い国々と張り合おうとするものだから、どんなに頑張っても「苦しい苦しい」と言っていて余裕がない。考え方も「ノブレス・オブリージュ」からはかけ離れて行ってしまうでしょうし。

ゆとりが減ってしまっている原因はいくつもあるでしょうが、その中で経済の仕組みの歪みが占める割合は大きい気がします。原価もできるだけ圧縮するけど、人件費も圧縮する。そうして可能な限り安くしてもらえば買う時だけはありがたいけど、そこを争ってしまうと社会のあらゆる所でゆとりも削られてしまって、笑顔があるのはテレビの中の安く作られた馬鹿番組ばっかりということになってしまっているのでは。

医療や福祉は本来、社会のゆとりの中で丁度良く回っていくように、社会を設計しておくべきだと思います。経済原理主義でうまく回っていくようなものではないですし、無駄を省くことは必要ですが切り詰めて切り詰めて医療や福祉の中の人がいつもキリキリしていたら、内容としては最善の医療や福祉を受けていても、そこら中で不幸せな気持ちが芽生えて社会全体としては幸せにならないんじゃないかと。

どうすればいいんでしょうね。世界の経済が一旦大崩れする方がいいのかも。農業と必要最小限の流通だけは確保しておいて。
投稿者:michiko
久し振りに「ノブレス・オブリージュ」という言葉を目にしました。政治家にしても経済界の人たちにしても、最近の「社会のリーダー」らしき人たちにこれが見えないのが、日本の社会の嘆かわしいところだと思います。

前に、ここからジャンプして読んだ、「足をなくしていく蟻の話」を思い出しちゃいました。

本当に、何をどうすれば良くなるのでしょうね。

今のところ、ほぼ健康で(10日ほど前に結膜下出血があったけど)医療機関にお世話になることもなく過ごしているのだけれど。
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