がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
michikoさま、こんにちは。

次の救助が来るのを待つしかできない双葉病院では、電気も止まって暖房も入らず、布団は掛けていても雪がちらつくような外気温とそう変わらない部屋の中で、もとから体力が弱っている人たちが待っていたのでしょう。

電気が来ている関東地方の人たちは、被災地がどうなっているのかの情報はなかなか届かず、「知りたい」気持ちが高まっていたような気がします。そこに「医者が患者を置き去り」という報道が出た。流れからすれば仕方がない部分もあった報道かもしれません。

今回の大震災では、「被災地では今、何が足りないか」という情報を被災していない地域に伝え、それを集めて送るという動きが、かなりあちこちで見られたように思います。「三つ持っている人は、一つは人に譲る」というのも同じですが、そのようにして助け合うことが、結局被害を最小限にとどめるというか、人災で被害を拡大させないために必要な知恵、文化ではないかと思います。

この冬は結構冷えますが、体幹の筋肉を維持しようと努めているせいか、去年や一昨年に比べると寒さに参っていないような気がします。まだ冬本番じゃないというだけかな?でも、ユニクロに行ってヒートテックのTシャツとラムウールのセーターは買ってきてしまいました。着るのはこれから。

よいお年をお迎えください。
投稿者:michiko
今月は(ちょっと事情があり)その「河北新報」を取っているので、その記事をリアルタイムで読みました。読みながら「そうだったのかぁ。よく書いているなぁ」と思いました。

あの頃自分がどうしていたのか、思い出してみると「知人宅を訪問したら、ライフラインがダウンしていて電話も使えないため、帰りに区役所の衛星公衆電話から、災害伝言ダイヤルへ入力した。三日後に買うことができたカセットコンロとボンベをタクシーと地下鉄で夫が届けた」とか「マンション内で協力して調理をしていた。病人がいる家に届けたら、お礼に営業を再開したばかりの最中をいただいた」なんて状況でしたね。
実際には、「三つ持っている人は、一つは人に譲る」という光景が、どこででも見られたのが被災地でした。その一方で、本当に食料もなく、外気と同じ温度の室内で、凍えていた人もたくさんいました。ミルクもそれを作るお湯も紙おむつもなくて、乳幼児やお年寄りを抱えた家は本当に大変でした。
13日の朝、災害伝言ダイヤルへ我が家と知人の情報を入力するために、10分ほど歩いてコンビニの前まで行きました。その時、「志津川(南三陸町)に住む家族の消息が分からない」と、横浜の親戚(ほぼリアルタイムで映像を見ている)と話してショックを受けている女の子に会いました。あの子は、そしてその家族はどうしているか、今も気になっています。

津波被害のひどかった場所で、「職務を全うして」亡くなった人の話を、あれからどれほど聞いたでしょう。医療関係者、消防団、民生委員、警察官。

あの頃も寒かったけれど、なんだか今年の冬は「寒さが身に沁みます」。体脂肪率が上がってしまったから?
投稿者:hirakata
すーさま、こんにちは。

当時のメディアも、政府や東京電力の姿勢も、今から振り返るとひどいものでした。「旧態依然」の状態で大災害・大事故に対応したのですから、無理もない部分もあったのかもしれません。

私も信濃毎日新聞を読んでいますが、独自取材や独自構成の記事は、かなりの実力を持っていると今でも思います。しかし、共同通信などから配信される記事に関しては、その中身を吟味することなく載せてしまっているのではないかと思うものが多々あります。

今回の河北新報の取り組みは、「旧態依然」からメディアが抜け出すために必要な作業です。大メディアが同じようなことをしないのであれば、腐敗していく一方でしょう。インターネットは玉の情報もあれば石の情報もある玉石混淆ですが、大メディアの「意図的な隠蔽」に比べれば、利用価値は高まってきていると感じます。石以下のクズ情報も山のようにあるのが困ったものではありますが。
投稿者:すー
当時のメディアは酷いものでしたね。私が取っていた信毎も太字で大きく「医師、患者置き去り」とタイトルを載せ、翌日の訂正記事はゴミみたいに小さかったです。安全な場所から同じ被災者である医師をさらに傷つける新聞記者の良識を疑い、信毎に抗議しました。医療や介護を取り上げた「笑顔のままで」など良い特集をして信頼していた新聞だけに失望しました。電話対応した方は まるで他人事でその対応にもがっかりしました。杏林大学の割り箸事故以来 医師性悪説のような記事を載せる新聞は信頼出来ないため 最近は真実はネットで知る日々です。新聞は女性週刊誌と変わらなくなってしまった気がします。
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