がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
ドラゴンライダーさんコメントありがとうございます。
 私も似た感想を持っています。鎌田先生は医療の現場に顔を出しているとはいえ、その現場はしばしば「鎌田先生のためにお膳立てが整った現場」です。そしてそのお膳立てをしているのは、現場のスタッフであり、時には患者さんや家族もお膳立てに加わっています。そのような部分は見えない(見ない?)人なのかなとは感じています。
 それと、自分の発言が諏訪中央病院のスタッフにどういう影響(時には迷惑)を及ぼしているかには、配慮が足りない気がします。医局会で「影響が大きいのでテレビなどで発言するときは職員にも伝えてください」と言いましたが「わかった」と言ったきり、その後もテレビなどには出まくっているのに何の報告もありません。
 何でこんなに「鎌田ブーム」になっているのかは、鎌田先生自身にも理由がわかっていないんじゃないかと思います。鎌田先生が考える理想の医療が諏訪中央病院の実際の医療であると、一般の人は思っているでしょう。しかし実際にはそのような体制を敷いているわけではなく、諏訪中央病院は「鎌田實の病院」ではないのです。ドラゴンライダーさんが書かれているような感想は、私はもうずいぶん前に通り過ぎてしまって、今は慣れてしまいましたが、違和感を持っている方が正常な感覚なのでしょう。
 ただ同情すべき点もあるかなとも思います。というのは、私も経験があるのですが、医療の現場を報道する時、一般的には山のような取材をして、使われる素材はほんの一握りなのです。現場の大変さを取材はしていても、それも含めて番組にすると要点のつかみにくい乱雑な構成になりやすいため、きれいな感動しやすい場面だけが残ってしまうのです。カンブリア宮殿でも、おそらくそのような編集がされていたはずです。
 テレビなどのマスコミも「今が旬の素材」として扱っているのでしょう。私も鎌田先生にアプローチするマスコミ関係者にはしょっちゅうお会いしますが、中には「息の長いお付き合いを」と思ってくださっている方もいて、そういう人たちの方が地に足がついた、良い番組を作ってくれている気がします。
 ブームはそのうち下火になるでしょう。おかしな方向へ行きすぎたら、私もまたブレーキをかけるつもりでいます。病院職員は地道にコツコツと、患者さんがにっこりしながら話ができる現場を守っていきましょう。
投稿者:ドラゴンライダー
職員です。じっさい、鎌田先生がこれだけ世間にうける理由がまったくわかりません。鎌田先生がテレビできれいにまとめるたびに、地道な地道な現場の仕事がコケにされたような気持ちです。そういうことに気づかない、じつに鈍感な人だと思っています。
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