女子サッカーワールドカップドイツ大会決勝は2―2のままPK戦までもつれ込み、PK戦日本3―1×米国で日本が初優勝! おめでとう。
これまでの女子サッカーの国際試合というと「ありゃりゃ」と思う場面が多かったように思うが、今日の決勝戦は素晴らしく見応えのある、いい試合だった。
試合の最初、米国はかなり飛ばしていたが、ゴールポストにも守られて日本ゴールは割らせない。日本も次第に落ち着いて、ボールを保持している時間は長くなったが、決定的なチャンスはなかなか作れない。前半終了して0―0。
後半最初から投入された米国のモーガンが、走り回って日本をかき回す。後半24分にそのモーガンが、かなり厳しい体勢からゴール右隅に決めて1―0。しかしその後の日本は粘り強く攻め続け、後半35分に宮間が押し込んで同点。90分では決着がつかず延長戦へ。
延長前半終了間際の14分、米国はモーガンのクロスをここまでの得点王ワンバックがヘディングできっちり決めて2―
1と勝ち越し。十分疲れている時間帯だと思うのに、米国も日本もパスミスなどは増えたもののぐだぐだにはならずにいい試合が続き、延長後半12分に左コーナーキックにどんぴしゃりで飛び込んだ澤穂希が2―2となる同点ゴール。延長戦でも決着がつかず、PK戦へ。
もうここまでで「両方優勝」にしてもいいんじゃないかと思うぐらい、いい試合だった。
PK戦では、米国が3本続けて外したのに対して日本は一人目の宮間と三人目の阪口が決めて、圧倒的有利。米国の4人目は2点目を決めたワンバックが決めたが、次に日本の4人目熊谷がゴール左にきれいに決めて、日本優勝。
多分今回のW杯の間に、なでしこJAPANはものすごく成長したと思う。しかしチームワークや心の面の成長はW杯中に成し遂げたものかもしれないが、パスワークなどの基礎的な技術は、それまでの地道で根気強い練習の賜物だろう。
今日は休日なので、普段より2時間ぐらい早起きして見た。見て良かった。世界一おめでとう。元気のもとをありがとう。
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