がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

カレンダー

2019年
← May →
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

過去ログ

カウンター

  • 本日のアクセス  
  • 昨日のアクセス  
  • 総アクセス数      
RSS
投稿者
メール

 
コメント
URL
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:hirakata
あかがまψさま、こんばんは。

>そういう傲慢な態度で作った記事に視聴者はすぐに気がつきます。

私もそう思います。で、マスコミの中にも、その「普通の人の感覚を持った人」がある程度の割合でいれば、多くの人から嫌悪される報道のしかたはしないのではないかと思うんです。でもどうもあっちやこっちのテレビ局はそうではないらしい。

巨大掲示板は最近ほとんど覗きませんが、巨大掲示板の感覚の方がテレビ局の中の人の感覚よりも、平均してもまともなんじゃないかと思うことが、時々あります。

私の感覚がおかしい可能性も、あるとは思ってますが。
投稿者:あかがまψ
すべてにおいて社会人としてのルールがあると思うのです。
対称が取材をOKした。
だからといって、何をしてもいいというのは間違っていると思うんです。
例えば、患者さんが治療を受けるときに同意書を書いてもらうことがあります。
で、同意書をもらったから、医者が好き勝手に治療をしていいというわけではありません。
医師としての倫理観にもとる行為があれば、厳しく糾弾されます。
残念ながら、かの世界の人たちにはそういう意識があまりにも希薄なような気がします。
こいつがOKしたんだから、どんな取材も報道もしていいんだ!
そういう傲慢な態度で作った記事に視聴者はすぐに気がつきます。
こういう記事をみた視聴者は、マスコミがますますきらいになるでしょう。
いい画をとりたい、そう思ってやってることも結局自分の首を絞める結果になるのではないでしょうか。

http://blog.m3.com/akagamablog
投稿者:hirakata
ママサンさま、おはようございます。

言われることはわかります。状況としても、医師も父親も(多分本人も)OKしたのでしょう。どうだったかということを、見ている人も知りたいと思います。ただ、見ていて感じる「かわいそう」「大変そう」が、直接災害によって引き起こされる「かわいそう」「大変そう」とずれていたので、避けられた「かわいそう」を作ってしまったのではないかと感じました。

このインタビューを見る前に、80歳の女性が救出される場面で、TBS系とフジテレビ系のカメラが「一番いい画を録れるポジション」にひしめき合って、下手をすれば人命救助の邪魔になっているのを見た直後だったので、余計にマスコミに対する嫌悪感が私の中に増えていたので、16歳男性のインタビューを見る目にもバイアスがかかっていたかもしれません。

とにかくお二人が、まずは前を向いて生きていけるように、続いて普通に笑って過ごせるように、人生に付いた傷ができるだけ小さくなるように、みんなで考えて配慮していけるといいなと思います。
投稿者:ママサン
恐らく、
今回のシチュエーションなら、世界中のどんなメディアでも取材攻勢をかけるでしょう。
そして、
被写体本人がOKし、医療機関がOKしたなら、取材し、伝えます。

「相手を慮る」ということは、間違いなく大切なことですが、
「慮る」を広げてゆくと「報道」は成り立たなくなることもあるのです。
「取材させていただきたい」と何しろお願いをする。要請する。
それは、基本中の基本でしかない。
で、
今回は、16歳の彼も、保護者も、医療者もOKを出した。
投稿者:hirakata
yossyさま、こんばんは。

16歳の男性と80歳の女性が助かった状況を考えると、近所で助からなかった人もたくさんいるでしょうね。自分たちが生き延びた9日間を咀嚼するだけでも大変だろうと思いますが、その後に全く変わってしまった世界と向き合うのも、ものすごく大変な作業になるだろうと思います。16歳というのはかなり繊細な年頃ですから、その道のりが厳しい茨の道になってしまわないように、最大限の配慮をしてあげてほしいと思います。そういう意味でも、あのタイミングでのあのインタビューは、残念だなあと思います。

ニュージーランドでさんざん叩かれたTBSとフジテレビが、国内での大惨事にも同じことを繰り返しているのに、心底がっかりしたのでついつい記事にしてしまいました。yossyさまに責められたような感じがしているわけではないので、安心して下さい。
投稿者:yossy
hirakataさま。こんばんは。

言葉が足りませんでしたが、私もあのインタビューは「あの段階ではすべきでなかったのでは」と見ていて思いました。
今の段階で9日間のことを細かく聞くのは、彼の回復および今後の成長への妨げになるんじゃないか、と心配しました(物理的に時間を区切ったのはある意味、幸いだったと思います)。
また、お父さんと彼の意識のギャップが今後、どう彼とおばあちゃんの回復に作用するのか危惧しています。

通常、代表取材というとテレビと新聞(or通信社)が書く1社ずつというケースが多いです。なので、複数の記者がいるのはそういう事情かと思います。

投稿者:hirakata
yossyさま、おはようございます。

16歳男性へのインタビューは、二番目に見たテレビ局は「記者会見を開いた」と言っていました。質問の声から判断しても、1人だけの代表取材ではなかったように思います。父親は、やや舞い上がっていたように思います。状況から無理もないことです。最初はインタビューの途中から(記者会見とか代表取材とかいう前提情報なく)見たので「テレビ局はひどいことするなあ」という印象しかありませんでした。で、この記事を書いたわけです。後から「記者会見」とか聞いたので、言い訳にしか聞こえませんでした。

名称は、どれにしてもわかるんですけど、それぞれ「自分のところで決めた呼び方」にこだわってるように見えて、つまらない人たちなんじゃないかという気がするだけです。東北地方の人たちにしたら、東北という言葉は入れて欲しい(東日本と大雑把に片付けないで欲しい)だろうなとか、北茨城の人は自分たちのことを入れて欲しいだろうけど、東北で津波の被害に遭ったところからは「関東」は入れすぎなんじゃないかとか、それぞれ思うところが色々あるだろうとは思いますが。
投稿者:yossy
私も間接情報しか取っていないのですが、2点だけ。

16歳の男性へのインタビューは医師、父親、本人の了解を受けたうえで5分程度の代表取材だったそうです(と一部のテレビがお断りを入れていました)。
個人的には、父子間のギャップが気になったのと、「あまり9日間のディテールを突っ込まないでほしい」と思いました。

2点目は名称について。
阪神大震災は、気象庁の名称は「兵庫県南部地震」です。メディアがたまたま同じ名称を使い、のちに政府が「阪神・淡路大震災」としたことで、統一されました。

名称がそろわなかった例としては、福岡県の地震があります。
投稿者:hirakata
迷惑コメントが一気に3件入れられていたので、削除しました。

こういう記事に対して、エロサイト(ワンクリック詐欺とかじゃないかと思うけど)へのリンクを張り付けるやつなんて、日本からいなくなれと思います。どこの国でも断られると思うけど。

ワンクリック詐欺は、たいてい「利用規約」とかをしっかり読んでいくと「180日で400000円」とか書いてあります。そういうのは読まずに「はい」をクリックするような人が、引っ掛かるらしいです。もっと巧妙なのも色々あるらしいですが。皆さんお気をつけ下さいませ。
投稿者:hirakata
山本直樹さま、こんばんは。

マスコミは「危険情報」は出しますが、「安全情報」はニュースバリューが小さいと思うのか、あまり出しませんね。今回の東京都の水道水に関しても「乳児向け飲用基準を超えた」という報道はどこでもされていて、今日は基準値を下回ったという報道も出てはいますが、基準を超えた時のテンションの高さはない。

水道水の基準は「これを長期間飲み続けた場合」の基準なので、1回2回超えたことは重要ではなくて、それが続くかどうかの方が重要なのに、そこに焦点を当てたテレビの解説はまるで「安心させるための言い訳」みたいな感じになっていました。この基準はどういう基準なのかというのを明示しないと、基準値を下回った時にはさらに安心なのに、「それでも1リットルあたり70ベクレルもあるんでしょ」とミネラルウォーター買い占めに人々を走らせてしまう。

産科婦人科学会が、余計な不安を抱かないようにという文書を、速攻で作って出しましたね。こういう情報が適確に出てくるように、マスコミも頑張ってほしいです。
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce_20110324.pdf
1|2
AutoPage最新お知らせ