がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
Toshikunさま、こんにちは。

「人が死んだ同じベッドに寝るのはいやだ」という人は、それなりにいるのではないかと感じています(実際にそういう意見を聞いたことも何回かあります)。病院だから当たり前、と思っているというより、自分の病気のことで精一杯でそこまでは考えていない人が多いのかなと思います。介護保険でベッドを借りるのも「レンタルは人が死んだベッドかもしれないから、新品を貸してほしい」という人もいますし。

死んだ人を「穢れたもの」として扱うのは、日本の神道でもそのようなしきたりのようです。ご遺体が安置されている部屋に、生きている人が一人で入ることはできないから、一緒に入って下さいと頼まれたこともありました。

国によっては「亡くなる時のための病室」があったり、「入院中具合が悪くなったら、亡くなる直前に家に帰って、家で亡くなるのが通例」の国もあったり、死や死体を「汚らわしいもの」とするかどうかは別にしても「特別なできごと」とするのはどこでもそうなのかもしれません。

でもこれからの日本では、「死を日常の中に取り戻していく」ことを意識して、積極的にやっていかないといけないと思います。それをしないと色んな理由で色んなところの不幸せが増えていくことになるんじゃないかと心配です。簡単にできそうな気もするけど、すごく難しいかもしれないと思います。
投稿者:Toshikun
「ご遺体と同じ機械は嫌だ」ということを論点にしたAiに対する批判については海堂氏の小説の中でも出てきますね。その中でもありますが、病院の病室の多くで患者さんがまさにお亡くなりになっていますが、その部屋を使うことを拒否することはないですよね?ご遺体と一緒の機械を使われるのはイヤとかいう発想がどんどん進んでいくと、各種差別とつながっていくことを危惧しますし、日本の「死」に対する多くの問題の根源ともつながっているようにも感じます。
きちんとディスポのシーツとか専用のものを使用して使えば問題ないという啓蒙をしていかなければならないと思います。
投稿者:hirakata
さんちゃんさま、こんにちは。ご無沙汰しています。

開業の先生は、土曜も忙しくて大変ですよね。世間一般には「楽ちんで金儲け」みたいなとんでもない誤解されてますけど。

海堂氏の講演は、最初に「今日、医療関係者以外の方はどれくらいおられますか」と聞かれて、結構たくさん手が上がったので、「医療関係者以外の人」にフォーカスを合わせて話してくれたように思います。

私が以前いた病院でも、必要な時はAiをおこなっていましたね。「医学のために」「病院のために」「みんなの納得のために」必要だと思うものには、積極的にやるべきだと思います。生きている人の診断をつけるのとは違って、費用はかかるのに全く収入にならないのが困った構造ですけど。

このことについても海堂氏は独自の論法で言及していて、「医療」は生きている人のためだけど、「医学」は死んだ人を対象にする(生きている人から切り離された事象を対象にするという意味だと解釈しました)のに、それを全部「医療費」で賄おうというのは無理がある、と言われていて、なるほどなと思いました。

またそのうちご飯でも食べません?
投稿者:さんちゃん
ご無沙汰しています。
これ、行きたかったのですが、午後も外来だったので・・・。
(一応、検死委員なんですよ)

以前いた病院では、既に交通死亡事故ではAiやってました。
(CT撮影してました)
投稿者:hirakata
栞さま、こんばんは。

さすが「相棒」には詳しいですね。この回は見た記憶がないので、見逃しているのだと思います。東京23区など監察医制度があるとされている5都市の中でも、行政解剖をする医師の数は圧倒的に不足しているため、必要があっても行政解剖に回らないご遺体があると聞いています。

私も警察の検視には何回か立ち会ったことはありますが、警察の人も面倒くさいのか「事件性はないので、ちゃっちゃっとやっちゃいましょう」なんて言っていて、今の日本(特に監察医制度がないほとんどの地域)では頭の良い人でなくても完全犯罪ができてしまうのではないかと思いました。もう10年ぐらい前の話なので、今は少しマシになっているのかもしれませんけど。
投稿者:栞
こんばんは

 「チーム・バチスタの栄光」はAiのトリックが使われていましたがそれより「相棒 シーズン6」で
東京23区でも監察医の制度が無い所があるため
薬の知識がある犯人が毒殺したが病死で処理せれて
しまう。その後も事件があり病死扱いになりそうに
なったけど特命係の二人が遺族に許可をとりAiで病死ではないことが判明しました。

 これを見た時、フィクションのドラマだけど頭の
 良い人が完全犯罪もできるのかも?と思いました 

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