がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
KEIさま、こんばんは。返事が遅くなりました。

聞きに来てくださって、ありがとうございました。岸田氏の話、なるべくたくさんの人に聞いてほしいなと、私も思いました。聞きに来られなかった人にもそれなりに伝わるように、18日の講演の記事(これから書きます)にも少し書くつもりです。

一般の人に話す機会もそれなりにありますが、病院に関係している人に話すときや、私の話を聞きたいと集まって来られるのに比べると、公民館などで話すときの方が「どのような人が来ているかわからない」というプレッシャーは、実はあります。どんな人が聞いても不快に思われる言葉がないようにと、相当考えて準備したつもりでも、「ああ失敗したかも」と思ったり。口から空間に出てしまった言葉は取り戻せないので、出ちゃったものはしょうがないと思うようにしていますが。

これで岸田氏とのつながりが急に深くなったので(昔も馬鹿話を長々とする間柄ではあったんですが)、また一緒に何かをする機会が持てるのではないかと思います。その時にはまたここでお知らせすると思います。
投稿者:hirakata
山本直樹さま、こんばんは。車で移動していたので返事が遅くなりました。

講演を聞きに来てくださって、ありがとうございました。公民館でおもに地域の皆さんにお話しするというのも、以前から時々やっていますが、リアルな反応が返ってくるので好きです。

本当に今の日本は、正気を失った人やおかしな価値観に支配された人が増えているなあと思います。でも、そのことに気付いている人が徐々に増えてきているのではないかなという感触もあります。

ただ、おかしな価値観を正しいものと教え込まれてきた人たちの中には、その価値観がおかしいのだということを理解できるチャンネルがなかったり、「おかしい」と言われてもおかしいと言う方がおかしい、自分は絶対に間違っていないと考えたりする人も結構いそうな気がします。そういう人たちを量産してきてしまった日本は、元の価値観を持つ尊い日本に立ち戻るのは難しい。私たちが生きている間には無理かもしれません。

本屋さんで見かけて、タイトルだけ気になっている「無欲のすすめ 無宗教な日本人の生き方」という本があります。その帯に「日本人の価値観は正しかった」と書いてあって、読もうかと思ったらAmazonの書評とかでは全く期待した内容とは違いそうなので買わないだろうと思いますが、それはさておき日本人が江戸時代以降に積み上げてきた「心持ちを含めた社会の仕組み」は、世界に誇れるものだと思います(それより前はよく知らないので論評しないだけで、もっと昔からかもしれません)。それがここ数十年でガラガラと崩れてきてしまったのは、本当に残念ですね。

車で東京へ行って、「医療再生フォーラム21」というのに出てきて(聞いただけですが)、また車で帰ってきたので18日の記事はこれから書きます。
投稿者:KEI
昨日の講演会に行きました。岸田さんのお話も短い時間でしたが、また聞いてみたいと思う内容でした。平方先生の講演も、中身は決して軽くはないけれど、スライドや話し方がソフトで重すぎずに心にはいってきました。大きな会場もいいけれど、公民館というのも親しみやすくていいものですね。またお二人のお話を聞く機会、ぜひつくっていただきたいです。
投稿者:山本直樹
昨日の先生の講演は大変参考になりました。今後の臨床に活かしたいと思います。感謝です。
社会福祉法人の方々の尊い働きも知ることができました。
最近の日本は正気を失っているようです。
新自由主義は、「市場」をできるだけ活用して、小さな政府の下で自己責任を原則とするものです。「市場」は人々が自由意思に基づいて売買するため、「市場」で決められる資源配分は「民主的」で最適なものになる、という発想が原点にあります。
しかし、「市場」は万能ではありません。社会の行く末を「市場」に委ねるのではなく、「私たちはどういう社会に住みたいのか」「どういった社会にすれば幸福になれるのか」という観点から、あるべき社会のビジョンをまず打ち立て、その上で「それを実現するためには『市場』をどう利用すべきか」という発想こそが必要です。
最近、逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)という本を読んでいます。私たちのご先祖様は立派な国を作っていたようです。
感想文の一つです。
幕末にわが国を訪れた外国人の目にこの国はどのように写ったのか、その記録の精査をとおして、わが国の近代の姿というものを極めて立体的に示してくれる有用な本です。リアルかつ多岐にわたる具体例が豊富で、たとえば江戸時代について言えば、「士農工商に分けられた封建社会」といった極めて一面的な時代観を完全に払拭してくれます。現在とは全く違う意味でのかつての文化の完成度の高さ、包容力の深さに感心させられたと同時に、月並みな言い方になりますが、私達が進歩の名のもとに失ってきたものがあまりに大きいこと、そしてそれが二度と私達の手に帰ってくることはないであろうことを思うと、胸がつまる感覚を覚えました。


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