がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
KEIさま、おはようございます。

病気と闘いながら、ただの闘病に終わってしまうのではなく、そこに「生活」が存在できるようにすること。これは、特に小児の長期入院などには必要なことだと思うんですが、そのためにはたくさんの人の温かい気持ちと実際の協力が不可欠です。KEIさまが引っ越す以前にされていたようなことは、日本の医療ではあまり重視されませんが、とっても素晴らしいことだと思います。

身体にも費用にも重荷にならないような治療が増えてくることを期待します。病気がその人に与えるダメージよりも、治療費のこととか副作用のことで苦しむ割合の方が多い患者さんって、思いのほかたくさんいるんじゃないかと感じています。
投稿者:KEI
先生、こんにちは。
私は長野に引越してくる前に、白血病の子供達が大勢入院している病院の小児病棟で子供達とあそんだり付き添いの家族の方々の話し相手をしたりする仕事を少しの期間していたことがあります。治療の大変さや医療費の心配、長い入院生活等、想像以上に大変なことを知りました。難しいことはわかりませんが、少しでも身体にも費用にも、子供だけでなく
大人の方にも良い治療薬ができるといいですね。
投稿者:hirakata
あーやさま、こんにちは。お久しぶりです。

ほんとですね。しかもあの有名な「Nature」に掲載されたとのことで、これは大きなニュースですね。

より良い薬が開発され、無理なく使える価格で提供される(スパッと完治するなら多少高くてもいいかもしれませんが)ことを期待します。
投稿者:あーや
こんにちは。お久しぶりです。

慢性骨髄性白血病については、同じ日に金沢大から「治療抵抗性原因分子を発見」というニュースが飛び込んできています。
http://www.kanazawa-u.ac.jp/university/administration/prstrategy/eacanthus/1002/04b.html

より良い治療薬が開発される日が近い事を願います。


投稿者:hirakata
山本直樹さま、こんばんは。

最近はさまざまな「がん増殖シグナル」が同定され、それを阻害する薬剤の開発も、各社が競っておこなっています。でも同じようなコンセプトで開発した薬が、同じようには効かなかったり、長期の副作用についてははっきりしていないのに上市されたり、競合する他社の薬剤を出し抜こうと「誇大広告じゃないの?」と思うようなパンフレットが作られていたりと、製薬会社も倒れないために必死だなと感じたりもします。たくさんの人に使ったはいいけど、大規模な薬害につながったということにはならないようにしてほしいです。それにしても、チロシンキナーゼの分布を示す樹形図みたいなのを見ると、あれを分析した人がすごいなと思います。
投稿者:山本直樹
先生もご存じのようにAblの突然変異による活性化はCMLの95%以上の原因となっています。ガン遺伝子の活性化は、第9染色体と第22染色体の転座によりAblのN末端にBcr遺伝子配列が融合し、Bcr-Abl oncoproteinをコードするハイブリッド遺伝子が形成されることによって発生します。Bcr-Ablは過剰なキナーゼ活性を持ち、細胞分裂や抗アポトーシス経路をupregulateします。やはり血液学が最もtranslationalな分野ですね。チロシンキナーゼは細胞の分化,増殖などに関わるシグナル伝達に関与するため抗がん剤の作用点として注目されています。
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