がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
山本直樹さま、こんにちは。レス遅くなりました。

中原利郎医師が「もう一歩も進めない」心境で自らの命を絶たれたのだろうと想像するだけで、胸が押しつぶされそうな気持ちになります。決して弱い人ではなく、むしろ平均よりも強い人だったであろう中原医師でも生きていけない心境に追い込まれる状況。でも同じような医療現場は、今でも日本中にたくさんあります。それを是正するような動きはちらほらとあったりしますが、財務省と厚労省の一部は、逆にその動きを潰そうとしているように見えます。国民の安心のために守らなければいけない分野のはずなのに、目の敵にされているのは何故なんでしょうね。
投稿者:山本直樹
中原医師の遺書です。涙なくしては読めない
魂の叫びです。(一部分です。)
また、小児病棟の採算性の悪さから、今まで24床のベッド数を誇っ てきたわが病棟には、最近では高齢の方の入院が相次ぎ「小児・老人混 合病棟」の様相を呈して来ました。つい最近、緊急事態宣言が出された 結核の院内感染をおこさないか否か、また、心配のタネが増えています。今、医療の第一線は瀕死の重態におちいっています。小児科学会としても、小児科医の1/4以上を占める女性医師が育児と仕事の両立をはかれるよう提言を行ってはいますが、わが病院でも女性医師の結婚・出産の際には、他の医師に過重な負担がかかっているのが現状です。更に、病院の経営環境の悪化は、特に地価が高く、敷地に余裕のない都市部では、建物の更新をむずかしくして老朽化した比較的小規模の民 間病院が散在しているという状況を生みだしています。わが病院も、人口が密集し、木造建築物の多い中野地区において、東京都より「災害時後方支援病院」に指定されています。しかし、先に行われた病院の耐震 検査においては、中規模以上の地震の際には、病院自体にもかなりの被 害が発生する可能性が高いとの指摘がされ、十分な病院機能が発揮できるか極めて疑問です。
間もなく21世紀を迎えます。
経済大国日本の首都で行われているあまりに貧弱な小児医療。
不十分な人員と陳腐化した設備のもとで行われている、その名に値しない(その場しのぎの)救急・災害医療。
この閉塞感の中で私には医師という職業を続けていく気力も体力もありません。


http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/
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