お医者さんという職に残業代という概念はそぐわないですよ。
その理由は、本来の残業代というものは、上司が、この仕事を何時から何時まで残業せよ、と指示したものにしか、残業代を出さないというものです。
ということは、自分から進んでやった時間外勤務は、残業代は出ないのです。これは民間企業なら当たり前のことです。
それに医師という職は、病院という組織の中では作業支持者でしょう?
仕事の支持者は残業代を受け取る職分にはありませんよ。
そういうことで、医師には時間外手当は似合いません。
そうしてお医者さんというのは、世間の相場の給料よりも相当高い給料を得ていますが、それは、難しいことをやっているという事よりも、長時間働いているから高い報酬をもらえるのだということなのだと思います。
なぜなら、やっていることは教科書マニュアルにそって仕事をしているように見受けられるからです。
これは馬鹿にしているわけではありません。
赤い血を見たり、気持ち悪い内臓を見たり、ワガママで無神経な人間の世話をしたりと、私個人には、やりたくないことをしておられるのですから。そういう意味で尊敬しています、本当です。
それと私の個人的な想いですが、残業代をもらおうとして仕事するのはカッコワルイです。これは私の趣味ですから人様には強要しませんが。
そして、人体相手なのだから、いつ相手が具合が悪くなるか分からないのだから、職業として二十四時間の仕事になるのは当たり前だと思います。
だから、医師は、交代制勤務をするべきです。
三交代ならば理想的ですが、現実問題として今は、二交代になるようにしてください。
9:00から21:00までの勤務を週四日。二日休み。月に三回夜勤。これぐらいならどうでしょう。
その仕組みを作るためにも、お医者さんの仕事量を大幅に減らさなければなりません。
そのための第一番の手段は、人々を安易に病院にかからせないようにしなければなりません。
その手法はいろいろありますが、これまでもこちらで書いてきましたから今日は繰り返しません。
http://shoubido.blog44.fc2.com/