中国引揚げ漫画家の会編『ボクの満州』亜紀書房 1995年 を読んだ。赤塚不二夫、ちばてつや、古谷三俊など10人の満州経験者がその体験を漫画を交えて描いている。「
私も満州出身なので、共感するところが多かった。終戦後ロシア兵(多くは囚人兵)が押し寄せて、略奪と女性に対する凌辱がすごかった。片腕いっぱいに取り上げた腕時計をはめていた。時間を見ることも知らなかったのではないか。八路軍(共産党軍)は軍紀は厳正だった。
赤塚不二夫は学校から帰ってくると、親父の部下の中国人の子どもたちと犬コロみたいに遊んでいた。無蓋貨車で葫蘆島から引き揚げてきた。

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