阿辻哲次の「タブーの漢字学」講談社学術文庫 2013年7月 を読んだ。男女の性器を指すことば、性交を指すことばなどは教養のある人、まして外国人が使うことは考えられないことばである。
「死」を表わすことばもそうで、日本でも「永眠」「逝去」などと言い換える。トイレを表わすことば、生理を指すことばもそうだ。
我々が考えられないのは、名前を書いてはいけないというタブーだ。孔子の名前や皇帝の名前に使われた文字を使ってはいけないことになっていた。それをうっかり使ったために書いた人は死刑になったという話だ。
オフナー師のことばは犬についてなどだ。
http://www.eonet.ne.jp/~syobo/index2.html

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