生誕  小説

 1999朝日新聞社

1994年夏、テレビ、胎内記憶、

失われた双子、そして世界中の悲劇


●テレビニュースは日々、戦争を伝え、汚職を暴き、虐げられる人々を映し出す。テレビの前に坐り続けるこどもたちは、世界で起きる全てのことを知っている。彼らは思う。こんなくだらない世界にわざわざ生まれて生きていく必要などあるだろうか?

●テレビ好きな20歳の青年は、自分が生まれる前からテレビ漬けだったことを覚えている。生まれる前には双子だったことも覚えている。その片割れは今そばにはいない。消えてしまったきょうだいを捜すうちに、彼は自らがまだ生まれていないことに気づいた。

(カバー装丁:鈴木成一)



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