今年もやってまいりましたねぇ、怪談の季節が。
キンキンに冷えたビールと冷奴があれば、まさにクーラー要らず。
もう日本国民は夏は怪談を聴くか観るかして、クーラーをつけるのをやめちゃえば
きっとヒートアイランド現象も緩和されるでしょうしゲリラ豪雨とかもなくなっちゃうかも。
怪談はエコです。
嘘です。
そんな僕はクーラーをガンガンにつけててしかもビール飲みながら観てましたし。
週末と言う事でレンタルでいくつか借りてきたのですけどね、この新耳袋シリーズの「まえ」と「うしろ」と
「お姉チャンバラ ザ・ムービー ヴォルテックス」を。
最初にお姉チャンバラを観ていて、まぁお姉ちゃん自体はムダにセクシーで申し分ないのですけど観てもなんの得にもならないので、10分で止めてしまいました。酷いね、これは。
なので口直しに、この
「怪談新耳袋 絶叫編 まえ すごい顔」
を鑑賞。50分という短さがちょうどいい感じでございます。
すごい顔。
どんなふうに「すごい」のか全く分らないのですけど、とにかく「すごい」らしいのです。
その「すごい顔」を見てしまった者は、あまりの凄さに「死にたくなる」のですね。
致死率100パーの、某呪いのビデオテープのお方とか、某白塗り親子みたいな無差別攻撃型幽霊。ひー。こわいこわい。
なかなかにこわい話だったのですけど、なんかね、
妙にエロいです。
監督さんが吉田秋生さんでして、この人は新耳袋劇場版「幽霊マンション」も撮っているのですけど、テレビ版のほうも、なんだかミョーにエロいんですよね。
そのエロさは、「すごい顔」を見てしまった女の子たちの反応を見れば分ります。
その反応も、人によって全然違うのですけど
それが恐怖であったり感動であったり笑いであったり、てんでバラバラなんですが、その死に様は共通して「爽やか」だったりするのです。
「ああ.....すごいの見ちゃった......もう.....死んでもいい.....」
みたいな、晴れやかな表情で。
なんつーかある種の
エクスタシーの後みたいで、物凄くエロいなぁ、と。
ヒロインの山下リオさんなんかも、最後は「すごい顔」を撃退したのかと思わせて
「いやーすごい!.....すごい.....」
とか言いながら爽やかに首吊っちゃいますからね。
その顔がどんだけ凄いのか一切明らかにならないために、見てる方は「どんだけ」なのか想像するしかありません。そのへんのいかにもJホラー的なストレスが心地よい、優れた「怪談話」であったと思います。
しかしあんな若い女の子に「すごいすごい」って言われると妙に興奮してしまいますね。
こちとらおっさんの思考回路なもんですから。っていうかただエロいだけなんですけどね。
続く絶叫編の、
「うしろ 記憶」もヒロインは山下リオさんで監督が豊島圭介さんなので、こちらも期待大でございます。
そしてそして、またまたあの
「殴り込み」シリーズも帰ってくる!
ギンティ小林ファンにはたまらない、あの心霊スポット殴り込みツアーの第2弾。
前回のもめっちゃめちゃおもろかっただけに、「2」も期待で胸いっぱい。
やっぱり夏はホラーだぜ!

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