↑殺る気満々
さて、先日Stage VUさんで鑑賞いたしました
「LET THE RIGHT ONE IN」。
我慢出来ずにまるまる1本ダウンロードしてみました。
というのも
前回の鑑賞は「待ち」時間が長く集中力が欠けてしまってまして、「ちゃんと観た」という気持ちになってなかったのです。ちゃんと観るには「待ち」なしで最初から最後まで、それしかないのです。
「MARTYRS(マーターズ/殉教者)」もダウンロードしていますが
こちらの場合は6回目にしてようやく成功ですからね、今回も何回かは失敗するかと思ってたのですけど....
何故か、何故か今回は一発で成功しやがりまして。
これは一体どーゆー事なのでしょうか。
うむむ.....わからん。
この「LET〜」はStage VUさんに2バージョン置いてありまして
一つは英語字幕なしの前編・後編に分かれているもの(分かれているので容量も少なく、画質もいい)と
まるごと1本入ってて英語字幕付きのもの(さすがに容量も大きく、画質が少し落ちる)ものがあります。
以前「テスト」として前編・後編バージョンをそれぞれダウンロードしていましたが、やはり英語字幕なしはちとツライ。で、今回ようやく字幕ありのものをダウンロードして、「待ち」ナシで鑑賞。
↑血まみれエリたん
胸キュン......
いいなぁ。いいなぁ。素敵です。
英語字幕があると本当に助かります。
今回気が付いたのは、「吸血鬼」の定義について。
最近の吸血鬼モノはなんでもありで、十字架なんか殆ど効かないですよね。
ブレイドみたいに昼間でも平気な奴もいます。
吸血鬼映画は、それぞれに独自の「吸血鬼の定義」があり、それが物語の展開上、都合のいいように定義されているんだと思います。
最近だと「フロストバイト」みたいに
動物の言葉がわかる
なんていう設定が「笑い」につながっていて面白いなぁ、と思ったりしました。
この「LET〜」の場合はというと、かなり特殊なような気がします。
まず、吸血鬼が12歳の女の子、ということもあり
「一人で生きて行く」のが困難な状況にあるのです。
大人であるならどうにでも取り繕えるが、子供であるという時点で社会に溶け込んで生きて行くのが難しいのですね。ですから、常に「パートナー」.......一見「保護者」に見えるパートナーと共に行動するのが一番いいのです。そうして、各地を転々としながら生きてきたのでしょう。
「招かれなければ家に入れない」
というのは、確か「フライトナイト」だったかな?ありましたよね、そーいうの。
ここでは「招かれる」のももちろんですが、入る度に「入っていいよ」って言わなくちゃいかんようですね。
どうも、エリちゃんが例の「血の涙」を流すシーンもそれによるものではないかと。
つまり、あれは悲しくて泣いたのではなく(もちろん悲しかったのだろうけど)、オスカーの態度に怒って、「入っていいよ」と言われてないのに無理して家に入ったので、あんな事になったのだろう、と。
その後の台詞は「ゴメン!」ではなく「入っていいよ!」でしたし。
あと、獲物の血を吸ったら「完全に息の根を止める」(でないと吸血鬼化しちゃう)というのも、よくあるパターンですね。
エリ自身が狩りをするならそういう事をしなくちゃならんのですが
その「狩り」という行為を、人間のパートナーにやらせるというのも、実にいい考えだと思いますね。
なのに、あのおっさんはなんであんなにヘタこくのでしょうか(泣)。
ほんと.....あんたら......今までよく生きてこれたな.........
この映画ではエリとあのおっさんの関係は明らかにはされませんが
そこは想像におまかせします、
てーきーなー!みたいな。
ホラー映画としては、あまり良くありません。
怖くはないし、むしろちょっと笑っちゃう所もあります。
ホラー要素は、白いご飯にかける「ふりかけ」的な役割ぐらいに思って頂ければ。
とりあえずホラーは置いといて。
やはりこの映画の見所はといいますと、やはりオスカー少年と永遠の12歳エリの恋の話なのだと思います。
永遠の12歳の女の子だって、恋をする。歳はとっても心は少女のまま。
そして、フツーの人間のオスカー少年にとって、エリはかけがえのない存在。
イジメに立ち向かい、強くなる勇気をもらったのだから。
この映画はむしろ、おっさん、もしくはおばはんになってしまった世代に是非とも観てもらいたい映画です。
胸キュンどころか
胸ギューン!!
というぐらいに鷲掴みにされますよってに。

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