「ダークシティ」
原題/DARK CITY
監督/アレックス・プロヤス
出演/ルーファス・シーウェル、ジェニファー・コネリー、キーファー・サザーランド、ウィリアム・ハート、他。
あらすじ/
太陽の昇らない都市ダークシティ。ある日突然記憶を喪失し、身に覚えのない連続殺人事件の犯人にされたジョン・マードック(ルーファス・シーウェル)。目覚めた彼が見たものは、彼につきまとう不気味な黒いコートの一団と、なぜか全ての住民が一斉に眠りについた間に何者かの意志で一変していく都市の姿だった。そしてジョンにも自在に事物を変える不思議な力が宿っていた。謎の人物シュレーバー博士(キーファー・サザーランド)、妻エマ(ジェニファー・コネリー)、そして彼を容疑者として追ううちに都市の謎に気づいたバムステッド警部(ウィリアム・ハート)の協力を得て、都市の謎に迫ったジョンは恐るべき真実を知った。黒いコートの一団こそ都市の創造者であり、滅びゆく種族である彼らは“魂"を得るべく、人間である住民をいずこからともなく連れて来て、日々新たな記憶を“刷り込み"して実験していたのだ.....(goo映画より抜粋)
連休ですね、こんにちはwataruです。
せっかくなので、いつものツタヤではないちょっと遠いレンタル屋さんで何本か借りてきました。
まずは邦画で、
「たどんとちくわ」。
役所広司と真田広之の、「キレるおっさん」のオムニバス・ストーリー。
ほぼ10年前に一度観て、それっきりだったのですけどなんかDVDになってたもんで。
その当時、やたらキレるとかキレないとか話題になってたような時期でして
なんとなくですけど、この世界の「不安定さ」を描いていたのかな、とも思ってて。
ですが、当時観た時衝撃的だったのは、ソレが「受け入れられない」感情だから衝撃的であったのであって
今、この映画を観たら「なんか良く分るような気がする」というか
あると思います!
という某エロ詩吟の芸人のような気持ちになってしまい、特に面白くもなんともない映画になっていたのが逆に驚いたというか.......既にこの早い時期に、こういう「言いようのない不安」を的確に描いている、というのは凄い事だとおもいますが、もう、こういうのって皆がもう既に感じている「危機感」になっているのですね。そういう点では笑えない、とてつもなく不気味な物語です。
まぁ、最後、真田広之の「おかえりー!」という台詞が救いですが。(観た人にはわかる!)
で、あとはマット・ディロン主演の
「酔いどれ詩人になるまえに」。
ブコウスキーの自伝的映画........というか名前だけは聞いたことありますが作品とか読んだ事ないんですけど、なんか予告だけ観た分には大変に良さそうで。今週中には観ます。
そして、これ。
「ダークシティ」。
これまで発売していたものはえらく値段が高かったようですが
最近ようやく廉価版が出たのね。買おうか、どうしようか、と思ってたら
その廉価版がレンタルになってやんの。
まぁ、ええか.....と思いつつ久しぶりに観たくなりましてね。
僕の中でこの映画の位置づけは
年に一度は観たくなる、
年イチ名作
でしてね。ちょうど忘れたころに、観たくなるんですよね。
なので、いつ観ても、新鮮。
この物語を一言で表すなら
暗黒のおとぎ話
という感じでしょうか。わざとチープな見せ方で撮っている、真夜中の「チューニング」のシーンとかね。
今からすると、自分が自分でない感覚......それこそマトリックス的世界観なのですけど
ウォシャウスキー兄弟以前に攻殻機動隊のパクリをやってのけたんではないかとも。
それも、ヒネリに捻ったカタチで。
クライマックスの「サイキック・バトル」も「AKIRA」なのでは......とも思う程ですが
これだけ独自の「世界観」を構築できればイイんじゃないでしょうか。
僕は何より、この世界の「レトロさ」が大好物でしてね。
(それは未来世紀ブラジルにも共通する所がある)
何が一番好きかって、それは、
ジェニファー・コネリー・バンド。
劇中で二度ほどバンドで歌を唄ったりするんですけど
劇中でのバンド名は何だったんですかね.....きっとむちゃくちゃオサレなバンド名だと思うんですけど
このバンドだけで、アルバム作って欲しいぐらいに
僕はこのシーンが大好きなのです。
バンドももちろんイイのですけど
ボーカルのジェニファー・コネリーがまた、堪らなくソソるのです。
最近の「痩せた」感じも好きなのですけど。いいのですけど。
(アメコミファンには不評のようだった)「ハルク」とか、「ダーク・ウォーター」とか、「リトル・チルドレン」とか、つい最近観た「砂と霧の家」とかの、痩せて幸薄そうな感じも好きなのですけど。
「フェノミナ」とか
「レクイエム・フォー・ドリーム」とか
この「ダーク・シティ」での
ふっくらした感じ
がもう本当にイイのです。眉毛太くったっていいのです。
フェノミナ、なんかにいたってはよーーーーっく観ると眉毛繋がってますし!(産毛は処理してください!)
僕はこの女優さんと、「宮沢りえ」がかぶってしまうのですけどね。
若い頃のふっくらした感じも大変にソソるけど
痩せてもなお、大変にソソるのです。
ジェニファー・コネリー萌えの映画としても生涯忘れられない映画ですね。
ラストシーンなど何度観ても
泣きます。
これぞロマンス。
そうして、また新しい「恋」が始まっちゃうのよ。
こんな美しいシーン、なかなかないです。
☆キュン死です☆
廉価版もでたのに買えっちゅう話ですが
まぁ、そのうち、そのうちに、ね.......
(そんな調子では一生買わない)
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