「ファニーゲーム」
原題/FUNNY GAMES
監督・脚本/ミヒャエル・ハネケ
出演/スザンネ・ローター、ウルリッヒ・ミューエ、フランク・ギーリング、アルノ・フリッシュ、ステファン・クラプチンスキー、他。
あらすじ:
穏やかな夏の午後。バカンスのため湖のほとりの別荘へと向かうショーバー一家。車に乗っているのはゲオルグと妻アナ、息子のショルシ、それに愛犬のロルフィー。別荘に着いた一家は明日のボート・セーリングの準備を始める。そこへペーターと名乗る見知らぬ若者がやって来る。はじめ礼儀正しい態度を見せていたペーターだったが、もう一人パウルが姿を現す頃にはその態度は豹変し横柄で不愉快なものとなっていた。やがて、2人はゲオルグの膝をゴルフクラブで打ち砕くと、突然一家の皆殺しを宣言、一家はパウルとペーターによる“ファニーゲーム”の参加者にされてしまう。(Yahoo映画より抜粋)
こんばんは!wataruです。
今日は定時で仕事が終わり、お腹が空いたのでラーメン食べに行こう、と思い
丸太町の
麺屋○竹に行ったらなんと
売り切れの為閉店しました
という看板が!!売り切れっすか!?こんな早い時間に売り切れなのデスカ!!??
とりあえず給料日のあとに、月1回の「御馳走」として、この○竹に通っているのですが
こんな事今までなかった......ああ、あのとろける肉厚のチャーシューが食べたかったのに.....のにのに.....
一度「ラーメン食べたい!」と思うとどーしても食べないと気が済まないタチで
しょうがないので今日はテンイチのこってりチャーシュー麺で我慢しましたが
やっぱりあの「炎に包まれるチャーシュー」が夢に出て来そうなので
とりあえず明日も行ってみようと思います。ってか食べられるまで通いつづけます。
で、テンイチを出たあと、ツタヤに行って
出たばっかの
「300/スリーハンドレッド」を借りようかと思ったら
全部レンタル中でやんの!!
何?何なのよもう!!
食べたい、観たいがことごとく外されてしまう。
むきぃぃぃ〜〜〜、ムカつくぅぅぅ〜〜〜〜。
他に新作はいいものはないし
さて、なにを借りようか......と迷っておりましたら
ふと、ミヒャエル・ハネケの「ファニー・ゲーム」の事を思い出しました。
この経緯については以前の「アレックス」で書いておりますので、そちらを読んでいただくとして......
こんだけムカついて
負のパワー全開なら、きっといける。
今日だ、今日観るしかない!と、鼻息荒くレンタルしてみました。
↑いちいち観客の同意を求めてくるコイツ.....監督の「悪意」炸裂。
ずぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(絶叫)!!
ハネケ天才!!
いやーもう、酷いですよ(笑)。この救いの無さ♪
ハネケさん、究極の
どSとみた。
この映画に最後まで真剣に付き合った僕も
どMのようです(笑)。
でも、先日観た「アレックス」よりかは、凹みもしてないですし......
なんか、
「凹み免疫」が出来ちゃったようで、まあ、このぐらいならまだ耐えられる、って感じですかね。
このぐらい、なんて言っても相当にキツイんですが........
映画全体を異常なまでの緊張感が支配しており
緊張のあまり瞬きするのも忘れるぐらいで
ずーっと胃をギリギリと締め付けられるような
そういう切迫感と、不快感。
見た目すんごい弱そうな(そしてキモい)ペーターとパウル、もうこの2人の
神経逆撫でプレイ、
逆撫でされすぎてだんだん快感になってきます(笑)。
おまけに、いちいち観てる方に「同意」を求めてくるもんだから手に負えない。
「なめてんのか?死ね、このクズどもが!!」
とムカつけばムカつくほど、この映画の監督さんは
してやったり
という笑みを浮かべておるのです。
いろんなところに、「これは逆転のチャンスかも」と思わせる伏線を張っておいて
劇中にしっかり伏線を回収していってるんですが、全部が全部、
チャンスどころかドツボにはまる仕掛けになってるところも
この監督の底意地の悪さといいましょうか、真性どSといいましょうか
あー!!もうどうにでもしてー!!
どM歓喜の叫び♪
もうここまでやったら逆にアッパレ、
文句なしでございます。
つうか、今回のがハネケ初体験でしたけど
他のも俄然観てみたくなりました。
内容的にはとんでもなく酷いですが、映画、としての作りはガッチリしてますし
役者の演技は言うまでもなく
その「絵」の力は、ハンパなく強い。
久々に、
「本物の才能」に、出会った気がします。
はぁぁぁ......今日はテンション高いっす。眠れそうにないっす。
万人にはオススメできませんが、凹み覚悟で挑戦する価値はあります!
ハネケとタイマン勝負
ぐらいの気合いで、頑張って観てください♪
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