観てまいりました。
ミッション・インポッシブル3!!公開は7月ですが、先行上映ってやつで。
しかも、行った回が夜の9時半。レイトショーってやつです。昼もやってたんですけど、その時間は「ウルトラヴァイオレット」観てたんで・・・・
レイト、って言えば、実は僕 これが3回目。映画館によく足を運ぶワリにはレイト率が低いのです。
最初に観たのは、スタローンの「クリフハンガー」。うわっ、懐かしいっ。
2度目が、渋谷で観た、イーライ・ロス監督 笑激のデビュー作、「キャビン・フィーバー」。こんな前代未聞のバカ映画を映画館で観れたのは、とても貴重な体験だった。
そして、今回3度目となる「MI3」。
監督/J.J.エイブラムス
出演/(俺様)トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィング・レイムス、ミシェル・モナハン、ローレンス・フィッシュバーン、マギー・Q 他。
まずは製作過程で、なかなか監督が決まらず、一時はデヴィッド・フィンチャーに話が回ってきてたようで。あの「セブン」のフィンチャーですよ。それはそれで、観てみたかった。
で、結局フィンチャーも降りて監督不在。製作延期になって、その間に残虐大将スピルバーグと組んで「宇宙戦争」を撮った。働き者だね、トムクルって(笑)。
よーやく監督も決まったと思ったら、J.J.エイブラムスという人。誰それ?
「アルマゲドン」、「ロードキラー」(コレはなかなか面白かった!!激突!のもっと邪悪バージョン)などの脚本を手がけた人。そして、テレビシリーズ「エイリアス」の製作で一躍 有名に。最近では「LOST」。話題になってますよね。テリー伊藤が出てるCMは物凄くムカつきますが(笑)。
前2作が、ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウーというスタイル重視の監督で、様式美のなかのイーサン・ハントを楽しむものであったのに対し、僕はこのJ.J.エイブラムスという監督を知らない。いったいどう転ぶのかMI3!!??
しかしっ。
蓋を開けて見ると。
この映画は前の2作よりも全然面白い!!間違いなく、シリーズ中最高に面白いです。
まず、あのオープニングが良かったなあ。つかみバッチリっす。あんな緊張感のあるオープニング久々に観た。
内容も、息継ぎ出来ないぐらいなスピーディーな展開でツッコミを許さない・・・・・いや、それはアカンやろ!という場面は多かったな。余裕でつっこまれてるし(笑)。
ラビットフットって、いったい何だったの?核兵器?細菌?最後まで教えてくれない・・・・どんなバカらしいモノでもいいから、せめてそれが「何だったのか」ぐらいは明かしてくれYO!
その、「ラビットフット」を盗む過程は省略しちゃってるし。
この映画、過程が見せ場なんじゃないんですか?侵入シーンであれだけハラハラして、「これ、どーやって盗むん?」と楽しみにしてたのに。デ・パルマなんか凄い緊張感で撮ってたじゃん。天井からつり下がって、汗がツツツ〜〜〜と床に落ちそうに・・・・ああっ!!
そんな過程はバッサリ切って、いきなりパラシュート降下ですから。もうっ。何なのっ。
でも、久々に、「アクション」映画を観た、って気にさせてくれた。それだけで、僕はもう満足♪
この映画の中でキラリと光るダイアモンド、それはIMFメンバーでイーサン・ハントとタッグを組む銃器スペシャリストこと、ゼーン。
彼女の名前は、マギー・Q!!
いやー、見とれちゃった。素敵すぎです。バチカン侵入ミッションでのドレス姿、たまらん♪
自分で乗ってきた車(かなりカッコいい高級車)を爆破しなきゃならなくて、
「Such a Nice Car・・・・・」(いい車なのに・・・・・)
と呟いて、名残惜しそうに、爆破ボタンを押すその表情、萌えます。
いやホントにムチャクチャいい女です。マギー・Q。
「レディ・ウェポン」、ちょっと警戒してて観てなかったんですが。もーーー観るしかないでしょう。
もうちょっと、出番があればなぁ。銃器スペシャリスト、としての設定が生かされてない。お色気要員みたいな扱いじゃないですか。もう、次回からイーサンには引退してもらうか死んでもらうかして(ヒドいな)、ゼーンを主役にするとか。その方がもっと面白くなるのにな。
僕は個人的にトムクルはあんまり好きじゃないです。そのわりにトムクルの映画結構観ちゃったりしてるのが嫌でね。彼の演じた役柄で「いい」と思ったのは「宇宙戦争」でのダメ親父と、「コラテラル」での銀髪のドジな殺し屋さん。この2つだけです。
色々ダラダラと書き連ねましたが、映画としては上々。観て損はない!!
最後に、マギー・Qでお茶濁してみたりして(笑)。
付き合ってくださいっっっっ(爆)。

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