お前も、蝋人形にしてやろうかぁぁぁ〜〜!!(byデーモン小暮閣下)
「蝋人形の館」 原題/HOUSE OF WAX
このブログは「ホラー」を中心に紹介していく予定でした。だって、タイトルの下には「やっぱロメロのゾンビ映画は格が違う」なんて事まで書いてあるし。でもねー、いいホラー映画なんて、そうそう無いんですよ。なかなかそういうのに出会わないから最近マトモな(マトモか?)映画のことばかり書いてるんです。
というわけで、ひっさびさにホラー映画です。いいか悪いかは別として(笑)。
もともとこの「蝋人形の館」はホラーの古典で、過去何度もリメイクされているようです。それまで僕は一度も観たことがありませんでした。っていうのも、タイトルを聞いただけでもう内容が想像ついちゃうでしょ?確かに今回初めて観て、思ったとおりの内容でした。
じゃ、なんで今更 こんな分りきったような映画を観るのか?
それはピチピチのギャルが出てたから。ただ、それだけ!!
ホラー映画の主役の女の子って、若くて、金髪で、胸が大きくて、やけに行動力があって逞しくて、怖がってる表情がセクシー。僕はこういうのが大好物なんです!!
話なんてもう分りきってる事なんですが、若くて馬鹿っぽい男女が片田舎で、襲われて捕まって、蝋人形にされちゃう。ただ、それだけなのだ、なのなのダーーー!!ほんと、それ以外のなにものでもない。観終わったあとに残るものなんて何も無い。
ただ、女の子は良かった。
主演の子。名前忘れちゃった(笑)。なんか、「24」とかいう大ヒットしてるらしいドラマに出てるみたいです。それ以上知る必要ありません。あと、パリス・ヒルトンとかゆー米国の叶姉妹みたいな人も出てましたが、その人は頭にパイプ突き刺されて死んでました。それ以上何も語ることはありません。
こういった類のホラー、もう嫌というほど作られてきてるのに。
内容なんか殆ど無い事、分ってる筈なのに。
どーして、ついつい観てしまうんだろう。
古典、というだけあってまずそこそこのレベルはキープしているということと、ドリフのコントみたいな「志村、うしろ〜〜〜!!」的なお約束場面は必ずある、という事。それにこういう類のものは新人女優の登竜門でもある、とゆー事。
安心して観れるうえに、ピチピチの若いギャルも堪能できる。しかも、ビール飲みながら。
何故かこの映画を観て、僕は懐かしい我が家へ帰ってきたような安堵感に包まれていた。映画の中では若者が悲鳴を上げて、蝋人形にされているというのに、
「あはは、捕まっちゃたねー、可哀想に。」
なんて思ってた。ヒドイと思われても仕方ないけど、これはあくまで作り物。現実にはありえねー話なんだ。そういった作り物=見せ物を僕は楽しんでいるんであって、決して現実に人間を蝋人形にしようなんて思ってはいない。「俺、まじで蝋人形作りたい!人間で。」なんて、そんな事を考える人間は、ほんとうにごく一部の「サカキ○ラ」みたいな奴だけで、こーいうものを楽しんで観てる人達は僕を含めて、健全な思考の持ち主である。それを、一度 猟奇的な事件が起ったからといって、その責任を「ホラー映画」というジャンルにスライドされてしまった事は、僕はいまだに許せない。そういう世論にしてしまったのは映画に理解のない無知なマスコミどもである。
おっと・・・・ついアツくなっちゃった。こんな事書くつもりもなかったのに、思い出したらムカついてきたもので。

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