2018/6/11

雨の日の1ページ(*^-^*)  

こちらは台風の大きな影響もなく

   雨曜日

こんな日は

   ワンコの本を読もうデー

本日目に留まったのが終戦当時壊滅的だった狆の系統研究が始まり

戦後の3大系統

 1)桃花荘桃太郎系(須永政之氏)

 2)クモチノ系(下川稲子氏)

 3)石原系(石原寛之助氏)

この3大系統の犬達から出発し

昭和36年〜37年頃から新たな「種牡犬」の登場があり

        

3大系統の影響を受けながらも次第に新しい系統へ脱皮を始めた時代に


   そこに登場したのが

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  斉美荘小次郎

田中完二氏が繁殖し後に斉藤氏が購入した牡犬。

1959年(昭和34年)8月生まれ


それまでの狆は

平均的に体が大きく、体高28pくらい

骨は割に太く、前肢がやや曲がっている「入舟型・亀甲型」が多く

歩様も重く、軽快な姿ではなく

口吻がやや長めの狆が割に多く

まだまだ改良すべき多くの点を残していました。


その当時熱心な「狆愛好家」が夢に描いていたのが

骨の狂いが無く、健康的なバランスの良い「小型」の狆

口吻のつまりを安定させたい


「小次郎」の長所は

口吻のつまり。

小型でバランスの良い骨格構成。

引き締まった体躯。

軽快で生き生きした動作。


「小次郎」の短所は

毛が短く、粗毛。

頭部がやや小さい。

目はアーモンド型で白目が多く外斜視が強かった。

耳の飾り毛が短かった。

目と耳にかけての班が下顎の下まで来ている「カマヒゲ」があった。

顔様は優雅さ・可愛らしさに欠けていた。


しかし当時は口吻のつまった、小型犬を何とか作出したいと望んでいたので

   「小次郎」に交配が殺到


驚いたことにほとんどの直子に「小次郎」の影響がハッキリ現れ

ほとんど全部の直子の四肢がしっかりしており

口吻がつまり

約半分の直子は小型に


「小次郎」の直子はすぐに判別できるほど強力な遺伝力を持っていたため

  この犬の「狆界」に及ぼした影響は大きなものがありました。

子孫は「晩成型」が多く、牡犬は年齢が進むほどに男性的に

昭和40年頃までは「小次郎ブーム」に

外務大臣賞・繁殖功労賞・JKC本部推奨犬という大事業を成し遂げる事に



しかしこの系統は

頭頂部の被毛が短い場合が多く、優雅さに欠ける面もあるので

「桃太郎系」と「小次郎系」の組み合わせが大切に

そして両者の改良型

「斉美荘妙麿系」へと繋がって行く事になるのでした


そんな昭和30年代から時は約60年流れ

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平成生まれの「フジ君


さまざまな先輩の皆様の研究と努力の積み重ねで

ここまで「狆族」繋がって来ました


これからも「日本の犬」として次の世代に繋いで欲しいと願う雨曜日になりました


ママの一句

     犬愛し 繋いだ心 今生きる



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