2016/6/25

ニッキー物語のはじまりはじまり(*^_^*)  


  それは夕食も終わり

   ホッと一息ついたある夜の事・・・

この日は満月の大潮

家族はようやく訪れた静かな時間を楽しもうとそれぞれの部屋に解散

そんな時部屋を落ち着きなくウロウロする女の子が1狆

   この動きは明らかにおかしい

予定日より早い

「一瞬まだだよね」と自分に言い聞かせてはみたものの


彼女の不安そうな目が気になる

すでに用意しておいた「産室用」の箱に出産準備をして

    彼女の様子を見ると・・・


「待ってました」と、言わんばかりに

   急いで自分から箱の中に入って行く

狆族は体の割に赤ちゃんの頭が大きめで犬の中でも楽な出産ばかりとは限らないのです

体温も37度代まで低下

出産はそこから更に体温が上がってから

箱の中で穴掘り行動も始まり

確信を持って「もうすぐだね」に変わった瞬間


万一の事を考えてもこの時間からでは先生に起きていただく必要はないはず

箱の横にマットレスを敷いて

  「寝ずの番」の厳戒態勢に入ったママ

陣痛が定期的に来る度に呼吸も荒くなり

横で見ているママは今まさに激動の時を迎えている

「母子の命を守ってください」と

  祈ることしかできないもどかしさ


こんな状態が続く中、外は次第に白みがかった朝の光に

激しい陣痛も終わり、すっかり落ち着いてしまった彼女

(もしこのまま微弱が続いては


小さな発泡スチロールの保温の箱にフリースを敷き詰め湯たんぽを中に忍ばせ

 ママは何が起こってもすぐ走れる準備開始


ほんの5分 彼女から目を離してもどった時に

声も出さず・体も動かさず・何の変化も見せない彼女の横には


   羊膜というカプセルに包まれた赤ちゃんが

初めて母になった彼女はここまで1狆で頑張った

しかしこの後何をするべきかのスイッチがまだ入っていないのです


ママはすかさず

羊膜を破り・へその緒を糸で結び・暖かめの産湯につけ・・・

それでも蘇生しない子ワンの鼻に自分の口を当てて羊水を吸い取り

    必死のマッサージをしながら

  こっちへおいで〜 こっちへおいで〜

祈りマックスで抱きしめていると

   「ミュン」と小さな一声が

この一声さえ聞けば、こちらの世界にデビューした証


この一声までがどれほど長く感じられた事か

彼女は母になったとたん戻してやった「我が子」を

    愛おしそうに舐めはじめました


こうして誕生したのが

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  錦丸(ニッキー)


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一人っ子だったので体もしっかり 170g


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片時も離れず、立派なお母さんをしているのは

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「ひなたちゃん」


1つの命がこの世に誕生するには様々な苦難の道を乗り越えて

     ようやく許されたものだけがいただく

          尊い命

母ワンとママの「二人三脚」の愛の物語

  いよいよスタートです


ママの一句

     過去未来 繋ぐは今を 生きるもの







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