昨日は、我がカルロス三多摩のギターさんが、ベースとして参加している別働隊のバンドがライブをするというので、国分寺と言う近いロケーションもあり、観戦してきました。
仕事上がって中央線に乗り、国分寺へ。地図には「徒歩7分」と、ちょっと距離があります。で、ず〜っとまっすぐ歩いていくと、数分歩いたところで音楽が聞こえて来ました。「お、ここかな?」と入ろうとすると、全然ライブハウスとは関係ない、ハワイアン料理の店か何かでした。もうちょい先だったのね。
会場は、国分寺の「Morgana」さんという、いかにも「老舗」な雰囲気のライブハウス。火事でも起きたら全員死亡な雰囲気がたまりません。現場に到着して、ボーカルまっつんさんと合流。やはりハワイアンな店に入ろうとしたという同じミスをしそうになったそうで、妙に安心。
とある楽器屋さんの主催する、お得意さんによるライブ大会なのでしょうか?完全にアウェイ感を味わいながらも、楽しく見れました。私が到着したのが3バンド目かな?アコギ二人にマンドリン一人という、かなり斬新なバンドを堪能。

そしていよいよ、お目当てのバンドの登場です。

「The Wheet」さんで良いんでしたっけ…?
向かって左側のベースを弾いているのが、ウチのギターのマッシュさん。ベース弾かせても上手いのが困るな〜。私より上手いのは困るんですよ。ま、今はドラムだからいいけども。
相変わらず、絶倫オヤジバンドはカッコいい。ツェッペリンのコピーバンドなんですが、ボーカルさんは声出てるし、ギターさんの存在感は凄いし、リズム隊はしっかりどっしりだし…こんなおじさんになりたいです。

こんな卑怯なバンドは見たことない!
で、次の昭和歌謡メタルバンドで大爆笑。反則です、卑怯です。しかもそこそこ上手い。まさかまさかの「異邦人」は反則です。大好きな曲ですし。ボーカルのお姉さんの、タンバリンを叩く姿が堂に入ってて素敵で、かなり良かったです。
そして次のバンドが大変でした。タイトルで何をぶっ飛ばされたのかと言えば、そのバンドのドラムさんが死ぬほどカッコ良かった。出音のデカさがハンパじゃない。ロック系のドラムで感動したのは、コージー・パウエル以来です。

セッティングの段階から、ドラムさんの存在感が凄かったです。もう40代くらいでしょうか。で、叩き始めたらもうそりゃぁ大変でした。めっちゃタイトだし、出音は私の30倍くらいでかい。そして何より超上手い。
見た目はもう、街で見かけても絶対に目を合わせたくないくらい怖そうな人。しかし本当にドラムだけ聞いていたかったくらいに上手い。小耳に挟んだウワサでは、なんとあの「Street Sliders」でドラムをやってた人じゃないか?と。まぁ、プロって話を聞いても納得の上手さでしたけど。
あまりそのバンドについては「怖そうな人のバンド」くらいしか知らなかったんですけど、福生の「UZU」でやってた人達なんですってね。そんな近所からメジャーな人が出てたとは知らなかった。
今回のバンドではセッションバンド風だったので、まるで他のメンバーがサウンド、音量などが噛み合わなくてバラバラでもったいなかったですけど、あの大所帯の中でも突出した音で引っ張っていたのは素晴らしい。是非とも本気のバンドでのあの人の演奏を聞きたいと思いました。もうドラムだけで大満足な日。
と同時に、物凄く刺激になりましたね。特に私と、ベースも弾かなくてはならないまっつんさんは。もう二週間切ってるぜ〜。なるべく気合を抜いて頑張りましょうね。
そういえば帰りに電車の中で、チェロを大事そうに抱えた美少女(ハーフかな?)を発見。八王子ではガスパール・カサドというチェリストにちなんだ、世界的な大会を開催中(本当に世界的権威のある大会)なので、そんなことを思い出してメンバーさんと話ながら帰りました。
これがその「ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール」
↓
http://www.cassado-cello.jp/japanese/j_index.html

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