といっても過言ではありません。おそらくは結婚式、もしくは葬式くらいでしか揃わないであろう心眼一家が(それでも揃わない場合多し)、姉一家が27日に日本を発つため、サンガーデンにて一堂に会しました。
サンガーデンとは近所のホテルの敷地にある店なのですが、昔に建てられたイギリスの古い教会を、こちらに運んで来たものだそうで、週末ともなると、よく結婚式が行われています。テコンドーの日曜稽古の時などは、デカいバッグを担いでフラフラ歩く私を尻目に、シアワセソウなカップルが祝福を浴びて、赤い絨毯の上を歩きながら教会から出て来る風景と出くわします。その教会の下のスペースがそのレストランになっているのですが、これがまたなかなか雰囲気があるのです。
http://www.hotel-newgrand.com/restaurant/sungarden.html
で、準備でもたつく姉夫婦より先に、現地へ到着。いきなり「どう考えても9人なのに、何故か7人分の予約」というミスがあり、テーブルを動かしてもらったり色々で、大変に迷惑を掛けまして…。適当な店だったら勝手にテーブル運んだりしますけど、さすがにここで客がやるわけにはいきませんな。他のお客に「あの店は客にテーブル運ばせるのか」なんて思わせちゃいますので。
なんだかんだでようやく揃ったところで、適当に注文…しようとするんですが、まぁ9人が9人でそれぞれ勝手にやりはじめ、なかなか決まらず。結局は「コースにしましょう」ということに。「イタリア風無国籍料理」と謳っているのに、メニューは「フランス語」がメインなのも無国籍。イイネ。
コースだけでは到底私の胃袋は満足させられないとの判断で、パエリアを注文。このパエリアが、ボリューム、味ともに非常に良かったです。やっぱりご飯よね。そして案の定、頼んでおいて良かったです。お上品なコースはやはり私の胃袋には足りませんでしたので。
店内に流れる、結婚式の模様の録画に釘付けだった姪っ子。店員さんに頼んで、食べ終わってから式場を見せていただきました。わざわざ照明やら色々と準備していただき、写真まで撮っていただいて大興奮の姪っ子。こっちはヒヤヒヤ。ってか、アイリッシュの義理のお兄さんが、娘より先に勝手にマイクをオンにして遊び始めるヤンチャぶり。店員さん苦笑い。こっちはヒヤヒヤ(二回目)。
後半はすっかり姪っ子どもも眠い時間になってしまったようで、お開きに。ま〜、姉の様々な無理難題を笑顔でこなしていただいた店員さん達には感謝。一分のスキも無い超一流のサービス…とは八王子の片隅なので難しいですが、気持ちの入った接客や気遣いは、かなり気持ちの良いものでした。雰囲気が良いので、かなり贅沢な気分が味わえます。ちゃんと分煙してるしね。
それにしても本当にウチは特殊な家族。同じ家に住んでいながらの離散家族状態。そんな家なので、今回は兄と写真を撮ったり普段出来ないこと(?)をやったりして、楽しい時間を過ごしました。もうそろそろ姪っ子どもともお別れだねぇ。

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