今日は久しぶりに体育館でライン。なんだかテンション上がるんだよなぁ、ラインって。
で、一通り汗を流したら紅白戦。私も怪我してるし、見てるだけでもアレなので、前半は新人中学生に色々と教えられる範囲で、そして間違いのないように(?)教えてました。「ティッチャギの動きがわからない」というので、ひとまず形と、カウンターの場合の動きなどを教える。
ちなみに私は見るのも蹴るのもティッチャギが大好きで、実は練習でも紅白戦でも、必ず一本はカウンターで取るのが目標なんです。先日の私の記念すべき初勝利の試合でも、一本良いのがカウンターで入ってました。その直後、調子に乗ってもう一回出したら、盛大に空振って恥ずかしかったですけど。
話が脱線しましたが、そんな私なので、ティッチャギについては色々と教えたい事が…でも、彼は知りたい事が多すぎるらしく、ティッチャギもそこそこに、すぐに他の技に移ろうとしるのねぇ。「試合の時は…」なんてまだ大丈夫だから、とにかく打ちましょう。焦るのは仕方ないけどね。楽しみは取っておいた方がいいで。「もちろん上手い人は全種類の蹴りを打てるけど、試合でポイント取るのはトリョとティッチャギの二つくらいなんだから、とにかく打つの」などと、彼が確認のしようが無い、ウソか本当かわからないようなことを言って、その場をなだめる悪い大人。うひひ。
で、彼が初めて「オルグル打ってもいいですか?」というので、ちょっと打たせてみると、モントンよりも全然良い。形もスピードも、何故か中段よりも全然イケてる。ひとまず褒め倒しておきました。ってか、今からちゃんと訓練すれば、すげェいいのが打てそうな気配。
頑張れ!受験生!…勉強は大丈夫なのだろうか?
そして彼の集中力がすぐに切れてしまったので、紅白戦を見学。
後半は、社会人美人テコンダーさんが、怪我の都合で左足一本で、三人連続して相手に頑張る姿が凄かった。まだまだ若い選手(でも全国レベル上位常連)が相手というのもありましたが、それを差し引いても凄いと思った。
やはり技術というのは積み重ねるものなのですね。ディフェンスにしても、「取られるか取られないか」のギリギリの動きなんて見事。カウンターも、タイミング、スピード、ポイント、やっぱ違う。若い人にはない、円熟味のある動き(ちょっと失礼かしら…)。世界を相手にする人は、やはり凄い。「この人なら抱かれたい!」と思ってしまった。
「もう歳だから動けないんですよ」なんて笑顔で仰いますが、いやいや…まぁ…そのぉ…う〜、ツッコミづらい。

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