先日は「紅の豚」がやっておりましたが、本日は親戚の飛行機話を聞きました。毎週アタマくらいに顔を出すその親戚(オヤジの兄さん)は、元航空自衛官。今は70過ぎくらいかな?バリバリの「飛行機乗り」(元、ですけど)。
今日はカバーを掛け忘れた私のバイクを見て昔を思い出したらしく、久しぶりに色々と話をしました。「これで250(排気量)もあるのか?」とか、「昔は250でも大型だった」とか、「メグロ、陸王、キャブトンはカッコいい」という話から、「最近の車はエンジンの始動が良い」という話に。キャブではなく、今の車はコンピューターで動いてますけど、壊れにくいメリットがある一方、壊れたら素人では修理不能だね〜、なんて話などしてました。
で、話題は、私も経験ありますが、バイクや車のエンジンを、真冬の寒い朝にスムースに掛けるコツの話。もちろん、そんな時に最初にやることは、「お湯を沸かす」ことですよね。お湯をキャブ付近や、インマニに掛けてからセルを回す(キックする)と、割と簡単に掛かります。
…知らない人は、そんなアナログな方法は想像つかないかも知れないですけど(笑)。今の車でそんなことしちゃダメ、というか、意味ないですよ。念のため。もちろん、50年前の車は、全然簡単とはいかなかったでしょうけどね。そんな話で盛り上がり、エンジン掛からずに親戚が遅刻した話なども聞けました。
で、話はプロペラ機のエンジン始動のコツ。まずは燃ポンをカシャカシャと動かして、シリンダー内にガソリンを回します。そしてコックを閉めてから、イグニッションでエンジンを掛ける、なんて話。しかし「若い奴」はヤミクモにポンプを動かしてしまうので、各気筒が放射線状に並ぶ飛行機のエンジンでは、余計なガソリンがボタボタと外に漏れて危ないらしいです(笑)。そんな状態じゃぁプラグももちろんカブるでしょうから、大変だったでしょうね。
その伯父の時代の訓練と言えば、教官に「とにかくコレ乗って、行けるとこまで行って帰って来い」と言われて飛ばされる的な、素晴らしい練習だったらしいです。
そんな伯父曰く、「プロペラ機はプロペラの回転する力が働くから、まっすぐ飛ばすのが難しい。でもジェット機は、何もしなくてもまっすぐ飛ぶからラクだ」と言ってました。
確認のしようが無いですけどね(笑)。でもジェット機に乗った(操縦した)経験がある人間と話が出来るというのは、貴重な体験です。ちなみにウチの爺さんは、戦車で満州を走りまわってました。

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