何年も前から続いている、山手通りの拡張工事。
最近、少し出られるようになって、山手通りを歩いていると、
学校帰りの小学生たちが楽しそうに話しているのを見かけます。
いつも、同じ横断歩道を渡ったところにある、ある工事現場で。
ランドセルの背中の中に一人、工事現場の警備員さんがいらっしゃっる。
子供たちはなんやかんやと警備員さんに報告をして議論している。
学校で、ムカついた友人を殴っちゃったことについてとか、
道路を歩くときのマナーについてとか。
スーパーへ向かう時と帰り道、寒くても、重くても、
彼らを見かけるとつい傍を通って耳を傾けてしまいます。
そして「ほっ」と笑顔になります。
自分の小学生時代のことはよく思い出せませんが、
子供たちのランドセルを見ながら、なんとなく思います。
親や先生とは別のところに「一緒に」考えてくれる大人が
いてくれるのは、すごく心強いことだったような気がするな・・と。