ひさびさのブログ更新のお題はこれ。
「
「ニュース女子」問題 深く反省 沖縄報道 本紙の姿勢は変わらず」(東京新聞2月2日朝刊)
こういう紋切型でやる必要があったのかなとは思うけど、『ニュース女子』の件に関する東京新聞の今朝の記事は、とりあえずあれでいいんじゃないですかね。
で、その後にくる、例の論説副主幹さんの社内での処遇はどうなるのか? なんて話は、まあ記事で書いたことを踏まえながら東京新聞(中日新聞)さんが独自に判断すればいいことであってね。
「会社の主張にもとる言動を他のメディアで行った記者を何故処分しないのか?」みたいなことを言ってる人もいるみたいだけど、ここは(処分が行われることを内心期待するのは良いとしても)あんまり余計なことを言わないほうがいいと思います。どのみちいずれまた、例えば産経新聞の記者がどこぞのリベラル系メディアで産経の社論と正反対の言説を述べたことがきっかけで社内で降格された……みたいなことが持ち上がった際に「不当な処分だ」とか言うのに対して「あん時との整合性はどうしたんだ」だのといったシチめんどくさい話に煩わされて、本題から外れた方向へと議論がとっ散らかったりすんのもつまんないでしょうからね(でもまあ、そうなった時に「いいじゃんそんな新聞社なんか辞めちゃって。この際こっちに来なさいよ」って招き入れられたら少しは格好がつきそうだけど)。
でも、最近はこういうことを言う人間に対しても「何だよアイツ」みたいに白い目で見る人が多いみたいだからねえ。いや、直接には何も言ってこないんだけど、陰であれこれで言いつつ、直接会うと白い眼をそらされるというか(^_^; 別に白い目線を浴びせられてもそらされても私は構わないんだけど、いずれにしても世界はますます殺伐とした方向に向かいつつあるようだ……。
んで、久々の更新ついでにおまけ。先月19日にMX本社前まで「どんな様子かな」と見に行った際、何気に動画で撮影して何気にYouTubeに何も考えずにアップしたところ、何気に結構大勢の方に観られている映像です。大して告知したわけでもないのによくそんなに見に来るものですね。
コメント欄には読む前から内容の予想がつくというか、クラウドソーシングサイトからの注文に応じて予め用意された単語を適当に散りばめてこしらえたようなコメントが集まって来てますが、いったいここに書き込んでどうなるというんでしょうか(笑)。まあ、ご苦労なことです。
それともう一つのおまけ(にするのもどうかと思うけど)はこれ。私もつい先日に知った、MXの公式サイトに掲載されているコンテンツ。
「
TOKYO MX 放送番組の基準」
21年前の開局当初、まだ今とはまったく違う「ビデオジャーナリストによる24時間ニュース専門放送局」をやろうとしていたMXが公表して以来のものらしいです。立案したのは、おそらくゼネラルプロデューサーだった故・村木良彦さんではないかと思いますが、なんと言うか……まるで日本国憲法みたいな内容なのにビックリ。「前文」に続く「本文」は《人権》《平和》《環境》《文化》《公共性》《表現》……と続いた最後の項目が《広告》と《訂正》。
今回の件をBPOに申し立てするのもいいけど、MXに対して上記のような「放送番組の基準」を突きつけながら議論を提起していくのもいいんじゃないかな?

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