札幌在住のライター・木村嘉代子さん(3年前の洞爺湖G8サミット報道の際に何かと協力していただいた)よりいただいたメールから以下転載。確かにこれは急を要する事態だ。
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みなさま
ごぶさたしております。
お忙しい最中に、BCC配信で失礼いたします。
この度の地震で被災された皆様、そのご家族やお知り合いの方々には心よりお見舞申し上げます。
地震の被災者の「低体温症」に関して、知人を通し、山岳医からメールが届きました。
防寒具も満足にないまま孤立している被災者は、登山で起こる「低体温症」になる危険性があるそうです。
もうすでにご存知かもしれませんが、なるべく多くの被災者にこの情報をお伝えしたく、メールさせていただきました。
ご自身、もしくは、お知り合いが取材に行かれる際には、被災者の低体温症の可能性についてご理解いただきたいと存じます。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
以下、転載文です。
なお、メールを送って下さった大城医師のプロフィールや連絡先につきましては、HPをご覧ください
。
山岳医療情報:http://www.sangakui.jp/
*** 転載 ***
今回の大地震、大津波、信じられない大惨事をもたらしました。
福島・宮城・岩手にいる、私たち日本登山医学会の仲間は、最前線の病院やクリニックで苦闘しています。全国の会員もなにかお役に立てることを考えています。もうすでに現地に出発している仲間もいます。
東北はまだ雪の季節だったことを映像から再確認しました。寒い中防寒具も乏しく被災地に孤立している方々には「低体温症」がありえます。
「低体温症」にならないような対策、緊急措置をまとめたものを、私のHPと同時に、日本登山医学会のHPにアップしています。
http://www.sangakui.jp/medical/otherinformation/post.html
http://www.jsmmed.org/
ただ、それだけでは、被災者の目に触れるとは思えません。
ほんの小さなお願いです。
みなさんで、情報を共有できますよう、少しでも多くの方に知っていただけますよう、お知り合いにお伝えいただけますよう、お力添えをお願い申し上げます。
ご質問やご不明の点は、私のHPへの質問、学会ブログhttp://jsmmed-tozanigaku.sblo.jp/へのコメントという形で対応させていただきたいと存じます。
*** ここまで ***
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(以上、転載ここまで)

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