というわけで相変わらず部屋で引きこもり生活をしているのだが、今日は夕方から渋谷で
サップラ(the sad sad planet)のワンマンライブがあるということで、何とかひとふんばりして寝床から起き出し、外出。去年の秋の前回ライブの際に前売りを買っていたこともあるが、なんでも今回のライブをもって「凍結」するというので、行かないわけにもいかないと思ったのだ。
ミュージシャンの「活動休止」や「解散」とかはよく聞けど、「凍結」とはいかなる意味かというところだが、上の写真(そよぎ嬢からのメッセージ)にもあるように、要するにこれまで年に数回のペースで行なってきたワンマンライブ(および新宿でのストリートライブ)を、いったんここらでしばらくお休みして充電します……ぐらいの意味であり、そんな大袈裟にとらえる必要はないらしい。
本人たちも「凍結」発表後のリアクションにやや戸惑ったのか「別にこれを最後にフェードアウトしていくとかいうことではありませんし、これからも活動を続けていきます」(そよぎ談)とステージ上で語っていた。実際、ライブ自体は普段通りの調子だったし、唯一違ったのはアンコール後の「重大発表!(という名の次回ライブ告知)」&チケット前売り+サイン会がなくなり「握手会」に変わったこと(笑)。とはいえ、しばらくはこの二人のライブを聞く機会がなくなると聞けば、「凍結」ならぬ「冬眠」状態の私だって穴倉から出てこないわけにはいかない。
ともあれ「冬眠」中の凍てついた我が身にも染み入るようなライブ(新春恒例のアコースティックライブ)を聴かせてくれたには感謝。そよぎさんも前回お約束のピアノソロを気合一発とばかりに演ってくれました(拍手)。
それにしても個人的にはラストの「ヘブンリーブルー」の
>いつのまにか ここまで来たよ
>倒れて 何度立ち上がり
>それでもまだ 強くなれと
>あなたは言うのかな
という歌詞に、我が身を重ね合わせて感じ入ってしまった。たぶん、今日やってきた他のお客さんたちもみなそれぞれに、それぞれの曲へ、それぞれの思いを重ね合わせつつ聴いたことだろう。

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