2020/4/15

「マスコミの不安商法が、国民の自粛意欲をくじく」〜私は民放のニュースと新聞を見るのをやめた。  メディア評論


 テレビを見たり新聞を読んだりすることに疲れた。
 なぜ疲れたかというと、これらを見ている限り、
 自粛なんてどんなに頑張ったって感染爆発を防げない気がしてくるからだ。
 しかしほんとうにそうなのだろうか?
 まだ諦めないでいい時期なのではないのか?
 そこで私は、これらを見ることをやめることにした。

というお話。
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(「英字新聞とメガネ2」フォトACより)

【こんなニュースで意気が上がるのか?】
「お前は頭が悪いから、一生懸命勉強しろ(頭のいい人は勉強なんかしなくてもいい成績が取れるからいいけど)」
 これはいちおう筋の通った話ですが、そう言われて勉強しようと意欲を燃やす子どもがいるとは思えません。

 普通は、
「キミはやればできるんだから頑張れ!」
と励まし、そのまま放っておくと“やりもしないし、できもしない子”になってしまいますから、宿題の出し方だとか助言だとか、なんとかやらせる工夫をして、「やればできる子」が実現できるようにしてあげます。
 そして「やれた」「できた」という経験を重ねることで、“始める前から何となくできそうな気がして、だから頑張ってみようとする”そういう子を育てるわけです。もちろん子育ては理屈通りにはいかないもので、うまくいかない場合もありますが、「バカだから、頑張れ」よりははるかにいいはずです。

 それを前置きとして、次のリストを見てください。
・ アメリカで「検査受けられず在宅死」が激増…日本もこの道を辿るのか(現代ビジネス)
・ 安倍政権「コロナ対策108兆円」にダマされるな…お粗末すぎる実態(現代ビジネス)
・ 日本政府の「胆力」では、残念ながら「人類の危機」とは闘えない(現代ビジネス)
・ 【独占入手】患者に隠されるPCR検査「3条件」とは?現役医師が告白「コロナ野放し」の実態(週刊朝日)
・ 見えぬ出口、長期化に懸念 テレワーク移行など課題 緊急宣言から14日で1週間(時事通信)
・ 50施設拒否の感染者も 忽那医師「崩壊始まっている」(朝日新聞)
・ 岡田晴恵教授「想定内のこと」 中国調査班トップの「致死率はインフルの20倍」見解に(スポニチ・アネックス)
・・・あれ?もともとインフルの20倍(2%程度)じゃなかった?
 
 昨日のYahooニュースから拾ったものです。 
 国の緊急事態宣言から一週間、こんなニュースを見て「さあ頑張ろう!」という気になるひとがいますか?


【数字は大きく、衝撃的であるほどいい】
 昨日、日本テレビは、
「人の流れ 平日で東京駅など3倍以上に」
というニュースを流しました。日本語として意味がよくわからなかったので思わず見入ると、東京駅構内の映像とともに大きなテロップが出され、月曜日の人出が、東京駅で266.9%、新橋駅で233.5%、六本木駅でさえ42.1%も上昇したと説明しています。
 これほど自粛が叫ばれているのに何が起こったのか――。

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(日テレニュース24時より)


 しかしよく聞くと、仕事を再開した月曜日の東京駅の人出が、前日の日曜日(自粛と雨とでガラガラだったあの日曜日)と比べて、266.9%上昇、つまり3.7倍ほどになったという話なのです。あのガラガラ状態が3.7倍になったところで大したことはありません。六本木に至っては1.5倍にすらならなかったのです。これは上出来といっていい話ではありませんか?

 事実、NHKだとこういう表現になります。
 政府が緊急事態宣言の対象地域で出勤する人を最低7割減らすよう要請する方針を掲げたあと初めての平日となった13日、東京や大阪などの中心部では、感染拡大前に比べて60%以上、人出が減ったことを示すデータがまとまりました。
(略)
 それによりますと、13日午後3時時点の東京 渋谷駅周辺の人出は、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日と比べて65.2%の減少でした。
 緊急事態宣言が出る直前の今月7日の午後3時と比べると、39.4%の減少でした。
(略)
 大阪駅周辺では、感染拡大前と比べて67.7%の減少で、緊急事態宣言の前と比べると47%の減少でした。
(以下略)

(2020.04.14 NHK「出勤7割減の要請 きのうの人出 東京・大阪は60%以上減」

 コナンではありませんが「真実はひとつ!」。
 同じ状況を前日と比べて「人が増えた(小数点以下まで使って)4ケタも増加した」と示すのと、「日常との比較で東京では65.2%も減った、大阪に至っては67.7%も減った」と書くのとでは全く意味が違います。
 それは、
「みんなが頑張っている、あと少しで目標の7割だからオレも頑張ろう」
と思うのと、
「なんだ、全然、減っていないじゃないか。アホらしいからもうやめるわ」
と思うのと同じくらいの差です。


【数を巨大化する不思議な枠組み】
 他にも作為とは言い難い作為がいくらでも見つかります。
 例えば一昨日(4月13日)のFNNニュース
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「首都圏で新たに300人感染 千葉では中高生ら44人も」


――私は東京や大阪、神奈川といった大都市の感染状況、そして全国の感染状況についてはいつも心に留めていますから、東京で200人増えたと聞けば「ああ大変な数が増えた」と嘆き、全国で500人増えたと聞けば、「あれ? 少なすぎる、何かの間違いじゃないか」と訝ることができます(実際に4月12日の499人で思考が立ち止まった)。
 しかし「首都圏」で何人かということはまったく浮かんできません。その枠で感染者の数を数えることなど、普通はないからです。

 厚生労働省やNHKのサイトに行けば全国の感染者数はすぐに分かり、東京都のサイトに行けば東京の感染者数はすぐに分かります。しかし「首都圏」の感染者数は計算しないと簡単には見ることはできません。
 それなのに、なぜFNNは「首都圏」なんぞを持ち出したのか――。

 4月13日(月)の東京の感染者数は166人でした。前日まで178人、188人、198人と増え続け、いよいよ200人越えかというときに166人に落ちたので、それがつまらなかったのでしょうね。

 実は東京都の場合、日曜日に検査を実施する機関が少ないようで、週初めの検査結果はいつも低く出るのです。たとえば3月22日(日)はわずか2人、3月30日(月)は前日の日曜日が68人、翌日の火曜日が78人なのに、間に入ったその日だけがたった13人です。また今月6日(月)、7日(火)は二日続きで異常な少なさが続いたあと再び上昇していますから、ほんとうに減少傾向なのかどうかは「3日以上続いて下がるかどうか」を見なくてはなりません。

 今週は(東京都の正式発表ペースで)一昨日の月曜日、先ほども申し上げた通り、ぐんと下がって166人。翌火曜日はさらに落ちて91人。ところが今日の発表では再び増加に転じて161人。予想通りというよりもほとんど予定通りです。
 ただし再び大幅増加といっても一昨日の166人には届かず、3日連続で新記録にならなかったのも3月22日以来ですから、もしかしたら感染拡大に歯止めがかかりつつあるのかもしれません。全国の様子もこれに似たものがあります。
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東京都のホームページページより)

 しかしテレビ局にとってはそんな細かなことはどうでもいいのでしょうね。
 昨日の関西テレビは近畿地方+徳島県という特殊な枠組みで計算し、感染者1550人、死亡者25人と発表しました。
 近畿地方に徳島県を加えた意味は分かりませんが(何かテレビ局側の事情があるのでしょう)、感染者数・死亡者数を合算することには、大きく衝撃的な数字を作りたいという欲望以外に、どんな理由も見出せません。
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(2020.04.13 カンテレニュース「近畿・徳島の感染1550人に 大阪で24人感染 京都では”院内感染”拡大」

【何のために数字をいじるのか】
 民放テレビ局は本気で「自粛なんて今ごろやったってもう遅い、さっさとアメリカ並みの感染爆発を起こして、安倍政権に責任を取ってもらいましょ」と決め込んでいるのでしょうか?

――もちろんそれは言いすぎです。
 テレビ局は視聴率が欲しいだけなのです。視聴者が恐怖に駆られて次々と報道番組にチャンネルを合わせてくれることを望んでいるだけなのです。
 そのために刺激的で不安をあおる大きな数字を作りたい。嘘でなければ何でもいい。その結果、恐怖のために人々が自粛を諦めても、日本が滅んでも、それは自己責任だから仕方がないと考えている――。
(あ、もちろんこれも言いすぎです)

 NHKがすべて正しいわけではないにしても、私はホトホト疲れました。
 しばらくは民放のニュース番組から離れ、新聞の見出しもできるだけ見ないようにして過ごすつもりです。
(こういう決心、守れたことはほとんどないのですが)

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2020/3/15

「更新しました」〜【卒業式】学校に「いらない」と言われても“謝辞”を続ける保護者の不思議  メディア評論




「キース・アウト」

卒業式の保護者謝辞をなくせというのは、子どもに「感謝の気持ちなど持たなくていい、自分はひとりで育ってきたのだと教えろ」と言うに等しい



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2020/3/2

「新型コロナ報道:マスメディアの実力が問われる秋」  メディア評論


休校は感染拡大防止に役立たないのか、
十分な時間を確保して「3月第2週からの休校を要請する」とでも言えばよかったのか、
PCR検査を片っぱし受けさせて、陽性患者をどこに置こうというのか。
危急存亡の秋、政府の判断力と同時にマスメディアのジャーナリストとしての見識も問われる。
という話。
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(「マイク 集中砲火 記者会見」フォトACより)

【休校は感染拡大防止に効果がないのか】
「学校を休校にすれば地域に感染が広がらないという科学的根拠はない」
 先週の金曜日、あるテレビ番組で語られた医師の言葉に、3日たってもこだわっています。こんな発言がすんなりと流されたままでいいと思わないからです。

「学校を休校にすれば地域に感染が広がらないという科学的根拠」はもちろんありません。学級閉鎖・学年閉鎖は数多くあっても感染症による休校というのは極めて稀ですし、科学実験をすることもできないからです。
 どうしてもデータが欲しいということであれば、インフルエンザの流行期に日本中の学校を「学級閉鎖も学年閉鎖も許さない」実験群と、「従来の規定に従って適宜、学級閉鎖や学年閉鎖を行う」対照群とに分け、地域の感染状況の差を見るしかありません。でもそんな非人間的な実験はできないでしょう。
「学校を休校にすれば地域に感染症が広がらないという科学的根拠がない」のはそのためです。学校は早め早めに対策を打ってしまう。

 しかし私たちは狭い空間で長時間、罹患者と一緒に過ごせば感染しやすいということを知っていますし、そこには科学的根拠もあります。だから学級閉鎖や学年閉鎖は学校全体に感染症を広げないことに有効であると思っていますし、何百人もの子どもが感染を免れることができれば、家庭、ひいては地域にも広げずに済むと信じているのです。

 それでもこうしたことは科学的に証明されたものではないから無意味なのでしょうか? 学級閉鎖や学年閉鎖、さらには休校といった処置は、学力保障や家庭の負担を考えるとやはり避けるべきことなのでしょうか?
 そんなことないですよね。


【PCR検査拡大はどれほど良作か?】
 マスメディが私たちをどこに連れて行こうしているのか、非常に疑問に思っていることのもうひとつは、PCR検査をもっと受けさせろという話です。

 先週テレビで繰り返し流れた映像のひとつは、一般の診療所で風邪症状を訴える年配の男性の求めに応じて、医師が保健所に電話をかけたところまったく通じず、あとで連絡がついたもののやはり断られた、というものでした。
 コメンテータたちは保健所の対応に憤っていましたが、どう見てもお年寄りは軽症、入院の話もせずにそのまま自宅療養となる人です。この程度の人まで検査にかけていたら、ほんとうに必要な人の順番はいつになったら回ってくるか分かりません。

 あるいは、もう一週間も高熱が続いていて、病院を三つも替えて保健所に連絡を入れてもらっているのにすべて断られている、という話もあって、同情しかかるのですが、よく考えたら高熱が続いた状態で三つも病院を変えてはいかんだろう、と思い直しました。かりに新型コロナだと分かったところで、何が違うのでしょう? 特効薬があるわけでもないのです。検査をもとめてドクターショッピングするくらいなら、一か所で継続的に診てもらう方がよほどいい。検査を求めてあちこち出歩くのもの困りものです。
 スタジオには専門の医者もいるのに、そのくらいのアドバイスがなぜできなかったのでしょう?


【一度手に入れたベッドは絶対に手放さない】
 韓国ではすでに日本の100倍近い勢いでPCR検査を行っており、感染者も4000人に迫ろうとしています。その結果何が起きたかというと、病院が満床になって入院待機が出てきたのです。土曜日にはその中から死亡者も出てしまいました。
 病院でレベルの高い治療・観察が受けられるとなれば、一度入院したひとは絶対にベッドを譲ろうとしません。食事も出て来ますし医師や看護師は家族に比べたらはるかに高い防疫対策をしているはず。家族にうつす心配もなく迷惑もかけないで済む――そんなすばらしいところが目の前にあって入院させてもらえないなら、悪い私だったら、
「入院させてくれなきゃ今すぐ駅に行ってウイルスをばらまくぞ、あちこちに唾をつけてくるぞ」
と脅します。
 もちろん私は“悪い私”ではありませんが、1万人にひとりの我がまま者が1万1700人もいるのが日本です。その中の十分の一がベッドを占拠しても1170床が使えなくなります。
 そうなるとほんとうに治療の必要な人も自宅で死んでもらうしかありません。

 ダイヤモンド・プリンセスの時もそうでしたが、3600人の移送先が確保できなければ全員を船に留め置くしかありません。同様に軽症者・無症状を含めて感染者を全員炙り出せということなら、それだけの収容施設を保障しなくてはならないのです。韓国のように毎日300人、500人と感染者が出てきても受け入れるだけのベッドを用意しておくとか、この程度の軽症者は絶対に入院させないという明確な基準をつくって厳しく守らせるとかいった準備をしない限り、安易に検査対象者を増やしてはいけないのです。
 非常に難しくきわどい話ですが、今は重症化しやすい感染者だけを拾い上げて入院させるという政府の方針を支持するしかありません。そんなことはだれだって理解できることです。


【マスメディアの実力を問う】
 メディアは一部の人々の不満を拾い上げては煽り、あとの責任はとりません。
 まだ横浜停泊1週間目くらいの時期から、ダイヤモンド・プリンセスの乗客のうち陰性の人だけでも早く下船させろと言い続け、2週間たって下船した乗客を「公共交通機関で自宅に帰すとは何事か」と非難するのがマスメディです。
 建設的な提案はなにもしません。

 今回の休校措置についても、唐突すぎると非難しきりですが、だったら3月第2週から休校にすると言えば誉めてくれたでしょうか? あるいはもっと早く、2月の中旬くらいから、「3月2日から休校とします」と予告しておけばよかったのでしょうか? 全国一律ではなく、新潟県や高知県のようにまだ感染者の出ていない都道府県では休校にしなくていいと弾力性をつければよかったのでしょうか?(新潟・高知は29日になって初めての感染者が出た)
 私には、とてもではありませんが考えられないやり方です。

 今は緊急事態です。それだけに政府・自治体の判断力が問われるときです。そして同時に、こんな時こそ、マスメディアのジャーナリストとしての実力を問われるときでもあります。 


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2020/2/11

「更新しました」  メディア評論




「キース・アウト」

子どもが持ち込んだスマホで盗撮したら、学校が謝れ!




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2020/1/27

「更新しました」  メディア評論




「キース・アウト」

京都市もまた、教員の働き方改革に真剣に取り組み始めた。ただし仕事を増やすことも忘れていないらしい。




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2019/12/22

「更新しました」  メディア評論


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「キース・アウト」

先生たち!教育委員会が「『小児性愛』の傾向が自分にあるのか自覚してもらう」とか言ってるよ。

 
                          
 PC版 →http://www5a.biglobe.ne.jp/~superT/kiethout2019/kieth1912b.htm#i3

 スマホ版→https://kieth-out.hatenablog.jp/entry/2019/12/22/111647


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