2006/10/27

「ホットニュース」  教育・学校・教師


 児童自主講座は内容的に綜合的な学習なのだからそちらでカウントしたらどうかという話があり、そうなりかけたことがあります。3年前のことです。
 ところが学校経営概要という書類を書く過程でクラブ活動=ゼロでは書きにくく、困って教育庁に相談したところ、けんもほろろに「指導要領に決まっていますから、別にクラブを創設してください」と言われ元に戻しました。教育庁に相談すればそうなることくらい考えれば分かることなのだから、聞いた私がバカだったと当時は思ったものです。しかし、結果はそれでOKでした。

 ここ数日ニュースをにぎわせている指導要領の不遵守、本学校でクラブをやっていないということであれば「履修漏れ 小学校でも!」とかいうことになって、10数台のテレビカメラの前で校長先生と私が頭を下げていたかもしれません(二人では寂しいので、教務主任の佐藤先生にも参加してもらいましょう)。

 昨年、本校の児童がハチに刺されたとき、すかさず新聞社から問い合わせがあり記事になりました。その直前にU小学校の事件があったからです。今年もハチに刺されましたが、誰も相手にしてくれません。ニュースには、かようにブームがあるのです。

 では指導要領遵守以外に喫緊の問題はあるのかというと、いうまでもそれは「いじめ問題」です。
 今年の年度始めにも「いじめられた」という訴えがありましたが、4月と現在とではまったく違います。今日「いじめ」と受け取られるような事件があれば、社会に関心の深い保護者の中には「まずマスコミに」と考える方もおられるかも知れれません。普段なら一読者の訴えにも簡単に動かないマスコミも、現在は鵜の目鷹の目ですから、あっという間に飛んできます。そこで私たちが対応を誤れば(あるいは誤らなくても)、校長先生と私と佐藤先生がテレビカメラの前に立ち、深々と頭を下げることになります。
 本地区は疑心暗鬼の渦に包まれ、やれ「○年○組の○○君が首謀者らしい」「△△は2年前にこんなことをやった」ということにもなりかねません。数年でこの地を去っていく私たちと違って、この地に暮らし続ける子どもたちは生きていけなくなります。
「いじめもいいが、今はダメだ。2〜3年我慢してほとぼりが冷めてからやれ」とはもちろん言えませんが、単なる悪ふざけも今は悪ふざけではすまず、学校帰りに新聞記者に捕まり「キミが犯人なんだってね」などと取材されかねない・・・そういう時期だということ、子どもたちも知ってていいんじゃないかと思ったりもします。
 いやこの時期でなくとも、人を傷つけるということは、そこまで覚悟して行うべきです。

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