2021/10/30

「更新しました」〜キース・アウト  メディア


 週刊新潮によると、
 いよいよ来年度から高校で「ゆとり教育」が再開されるという
 ――そんなバカなことがあるか?
 誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、
 謂れのない物語となって広がっていく――





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2021/10/29

「海外・コロナ・ミサイル列車・すごい人」〜今週、書き漏らしたことのいくつか  


 海外の動きがよくわからなくなった、
 外国の人たちのものの見方もよくわからない。
 あのミサイル列車は何だったのか、あの人は何だったのだろう。
 いろいろ考えながら、今週も平和に終わる。

という話。 
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(写真:フォトAC)

【海外の状況がバランスよく伝わってこない】

 昨日、国内の新型コロナ感染状況は新規感染者が全国で274人、亡くなった方は9人でした。東京都だけを見ても新規感染者21名、死者3名。あまりにも急激な減少に、このままだと感染者・死亡者がゼロになる日も近いのではないかと思ってしまいます。おそらくそんなことはないでしょうが。
 
 一方、目を海外に転じると状況はまったく違ったものになっています。現在、地球上のどの地域で感染が急拡大しているのかご存知ですか?
 つい最近までは東南アジア・オセアニアが急拡大地域で、優等生シンガポール・ベトナム・台湾・オーストラリアからニュージーランドですら怪しい雰囲気でしたが、現在は東欧、ベラルーシ・ウクライナ・モルドバ・ルーマニア・ブルガリア・ロシアあたりが過去最大を更新しつつあります。中でもロシアの感染拡大は深刻です。
 知らなかったでしょ?
 もちろん私も先ほど思い立って調べたから書けることです。

 新型コロナ禍以来、特派員やジャーナリストが国外に出られないこともあって、海外の事情はほんとうに伝わってこなくなりました。肉親や友人に死なれる悲しさや苦しさは世界共通のはずなのに、1日1000人も死んでいるロシアの感染状況が報道されてこないという不思議。合衆国の死者2000人前後はもう常態なので誰も興味を示さないのでしょうか。
 世界はどんどんいびつなものになっていきます。そう言えば香港やミャンマー、一時は革命かと思われたベラルーシの政治状況はどうなったのでしょう?


【コロナ感染の感染者数・死亡者数の実感が狂ってきた】
 イギリスのコロナ感染については多少の報道があります。一時は新規死者数ゼロまで記録し、コロナ禍を脱したかのように見えたイギリスも、ここのところ再び感染者数が増して――という文脈で話題にされるイギリスですが、その重大さがうまく伝わっていない気がするのです。日本人にはもちろんイギリス人にとってもそうです。

“感染者は増えても、ワクチンのおかげで亡くなる人は少ないため、ジョンソン首相は現在の態勢を維持する見込み”
と紹介される現状――昨日発表の新規死者数207名、一昨日の265名は、今年1月20日の1826名、同じく27日の1726名に比べるとずっと少ない数ですが、日本と比べるととてもではありませんが心穏やかにしていられる数ではありません。

 日本の場合もっとも死者の多かったのは5月18日の216人、続いて5月7日の148人ということになりますが、前後の数字を見るとふたつとも報告遅れを加算したための突出した数字で、信じられる数としては120人くらいが最大値といえます。つまり昨日一昨日のイギリスの半分くらいが日本の最大ということです。しかも人口はこちらの方が2倍近くあるのです。

 イギリスはすでに“コロナ死慣れ”をしてしまっているのかもしれないとも、本質的な死生観の違いとも受け取れる事実です。しかしそんなこともじっくり考えられないほど、情報は少なく、世界は目まぐるしく動いて行ってしまいます。


【北朝鮮のミサイル列車が気になる】

 北朝鮮のミサイル列車がいつまでも気になっています。不謹慎ですが第二次世界大戦末期のドイツの80cm列車砲みたいで、ムチャクチャかっこういいと軽薄な気分になっているのです。それにしても、なぜ北朝鮮にしかないのか? そのことがずっと疑問でした。

 ところが昨日、テレビで新幹線の映像を見ていて突然ひらめいたのです。
「そうだ! 架線が邪魔で、日本の鉄道からは打てないじゃなないか!」
 北朝鮮はインフラ整備が遅れ、停電も多い国です。きっと列車の電化も遅れているからミサイル列車も開発できるのであって、先進国は真似ができない――そう結論付けました。そして確認のために北朝鮮の鉄道の電化率を確認したのです。
 ところがあっと驚く80%。日本は世界的にも高い方ですがそれでも67%ほど。ヨーロッパの大国は軒並み60%未満で、北朝鮮に対抗できる80%越えの国はスイス・ベルギー・ルクセンブルグという小国3カ国だけでした。

 しかし北朝鮮の電化率が80%だとすると、ミサイル列車が活動できる路線は全国のわずか2割程度しかなく、これを偵察衛星で補足するのはいとも簡単ではないか、なぜそんなものをつくったのだろうと逆戻りです。

 で、再びミサイル発射の動画を見たら、なんと発射した路線は電化された単線区間で、発射の瞬間、架線は片側の支柱に手繰り寄せられているようなのです。確かにこれなら撃てます。
 しかし支柱にそうした仕掛けがあるかどうかだって、偵察衛星から調べられるわけで――と、結局この話は堂々巡りで今に至っています。

 
【すごい人はすごかった話】
 テレビドラマは見ないときは本当に見ないのですが、この秋は気になる番組がたくさんあって、とりあえず第一回を見て選別しようと考えました。そして真っ先にやめたのが亀梨和也主演のNHK土曜ドラマ『正義の天秤』です。
 主人公が傲慢で生意気で、私はこういう人物は見るのも嫌です。おまけに医師免許を持つ弁護士というめったにない設定で、それだけでうんざり――と思ったのですが、この、医師免許と弁護士免許を併せ持つ男に心当たりがありました。現在衆議院議員選挙に新潟5区から立候補している米山隆一氏です。

 女性に金を渡して関係を持ち続けたことで辞職する羽目になった前新潟県知事、といえば思い出す人もいるかもしれません。お笑いの小藪千豊に顔が似ている大男で、室井佑月の今の夫といえば「ああ、あの人」ということになる場合もあるでしょう。そうです。あの方が医師免許と弁護士免許を同時に持つ男なのです。
 しかも大学は東大理V。卒業後は放射線医学総合研究所に就職し、勤務の傍ら司法試験に合格。その後なぜか東大大学院の経済学研究科で学び、続いて同じく東大大学院の医学系研究科でも学び、ハーバード大学附属病院を経て東大で医学博士を取得。結局医師として14年働いたあと、政界へ転身――だそうです。

 私は羨ましくありません。
 顔が小藪で妻が室井佑月の人生が、それほど楽しいとは思えないからです。しかしすごいことはすごいですね。


 その他、久しぶりに会ってきた孫ふたりが、兄弟であるにもかかわらずあまりにも違った性格であることや、94歳の母がいよいよ心遠い人になりつつある話とか、いろいろ記録に残したいこともあるのですが今日はこの辺りにしましょう。
 今週も平和でした。

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2021/10/28

「政府には、私を気持ち良くする義務がある」〜政治家とマスコミが国民を甘やかせ、公僕が国を必死に支える  政治・社会・文化


 衆議院選を前に各政党はこぞってバラマキを約束し、
 どんなにばらまいてもまだ足りないとマスコミが煽る。
 国民は何もしなくていい、全部政府がやります――。
 そして官公庁も学校職場もブラック化する。

という話。 
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(写真:フォトAC)

【政治家は印籠の代わりに他人の財布を振りかざす】
 月刊文藝春秋:2021年11月号 (発売日10月08日)に『財務次官、モノ申す「このままでは国家財政は破綻する」』が発表され、衆議院議員選挙の公約に冷や水が浴びせられましたが、矢野財務事務次官と文芸春秋社の目論見はみごと的中して、国民は各党の景気の良い話に、眉に唾をつけて耳を傾けています。かくいう私もそうです。

 新型コロナ禍の経済対策でとんでもないおカネをばらまいたあとで、「全国民に一律10万円をもう一度給付します」とか「消費税を5%に引き下げます」といわれてもウカウカ乗って行けないのは当然です。ましてや「消費税廃止、ひとり20万円の給付」などと言われたら恐れて飛び退くべきです
 
 コロナ対策では「抗体カクテル療法の自宅投与」なんて、そんなもの気楽にやれるものではないでしょう。1回31万円もするのですよ。しかも保険適用といった話ではなく、高齢者のような1割負担ですらない全額公費です。

 外交・安全保障では「日米安保条約破棄・軍縮に向かう」などと公言する公党がありますが、怪獣を前にスペシウム光線に封印してしまったウルトラマンに何ができるか――。はなはだ不安です。

 さすがに財源について何も言わないのはマズイと思ったらしい某党の責任者は「財源は国債です!!」と叫んで周囲を唖然とさせたりしています()が、そりゃあ国債でいいならどんな公約でも可能です。
 政治家は国民をバカだと思っているのでしょうか?
*確かにそれでいいとする経済理論が流行っているみたいですが、まだ多数派とは言えません。


【マスコミは優しく国民の意欲を削り取る】
 今週初めから大都市を中心に、夜の繁華街に対する規制が緩められ、時短要請も解除されました。これについて日曜の夜のニュース番組で、取材を受けた居酒屋の店主はこんなふうに言っていました。
「時短要請が解除されて酒の提供ができるのはうれしいが、遠のいた客足がどれくらい戻ってくるか、それを考えると不安だ。時短要請中は協力金のおかげでゆるい経営をしていたから、ここは引き締めて、初めて開店したころの気持ちに戻って頑張ろうと思います」
 
 これまでの生活を「ゆるい」と表現し、ここで気合を入れ直そうという店主の態度は非常に立派だと思いました。以前、別の居酒屋の店主が、客がまったく来ない状況を話した後で、
「でも、店がつぶれないってのは、ホントに、お国と東京都には感謝しているよ」
と語った話をしましたが()、それと同じです。
*2021.06.02『「ある自営業者の誇り」〜国や都には感謝していると言える人の美しさ』

 この人たちにとって、協力金や補助金をもらって生活することはまったく本意ではないのです。本来は「金は自分で稼ぐもの。大儲けできれば自分の才覚、失敗したら自分の不覚」、そう思っている人たちです。ただしコロナ禍だけは自分一人の力でどうにも対処しきれず、政府の手を借りた、けれど本意ではない、そういう気概に溢れた人たちなのです。
 私はこういう自立的な人たちが好きです。

 ところが番組の方はマイクがスタジオに戻ってくると、コメンテーターによってこんなふうにまとめられてしまうのです。
「時短要請が必要でなくなったからと言って、いきなり協力金をやめてしまうというのはいかがなものでしょう。まだまだ大変で、苦しいお店もたくさんあるのですから、政府も何らかの対策を考えていくべきでしょう」
 コラ!と叱りたくなるような話です。これ以上補助金を出し続けるとして、その金はオマエが出すんか!?


【政府には、私を気持ち良くする義務がある】
 日本国民である限り、政府はどこまでも果てしなく面倒を見るべきだ――そんなふうに考える人はそれほど多くないと思います。しかし政治家みずからが甘い話の旗を振り、マスメディアが煽る、そんな中で個人が自立的であり続けることは、相当に困難なことなのかもしれません。

「ほんとうに困ったら市役所に相談に行ってごらん、そこに答えがあるかもしれないし、そこで答えのある場所を教えてもらえるかもしれない」
――これは子どもに伝えておくべき大切な智恵です。しかし「本当に困ったら」の塩梅はかなり厄介です。我慢しすぎる人もいれば安易に泣きつく人もいる、そこに答えがないと怒り出す人もいる。しかし役所がすべてを肩代わりするできないことも自明です。

 教員の仕事が爆発的に増え続けているのも、同じ流れで、
 アナタの子は、学校が良い子に育てる、
 アナタの子の問題は学校が解決する、
 アナタの子の学力は学校が保障する、
――と政治家が約束し、マスコミが支えています。

 もちろんそんなふうに考えない保護者の方が圧倒的に多いのですが、影響を完全に免れるのも難しいことでしょう。

(参考)
・各党の公約 政策別 子育て支援・教育 衆議院選挙2021 - NHK

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2021/10/27

「更新しました」〜キース・アウト  教育・学校・教師


「私が学校をよくした」と言えば政治家は票に結びつく。
しかし現場を知らない人間の安易な発想は学校の首を絞める。
さまざまな政治家が制度を入れ替える朝三暮四。
しかしそのたびに学校は苦しくなるのだ。
35人学級の軛(くびき)。




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