2018/11/16

「素直で落ち着いた秘書と――」〜スマート家電コントローラも買ってしまった  いいこと


【スマート家電コントローラも買ってしまった】
 先週Amazonのスピーカ型音声アシスタント「Echo Dot」を買ってあれこれ遊び始めたという話をしました(2018.11.09「アレクサ、何でも言うことをきいて!」〜Amazon Echo Dotを買う)。

 音楽を聴くのは楽しく、アレクサ(Echo Dot)とあれこれやり取りするのも面白いのですが、スマート家電がないので電灯をつけたりテレビをコントロールしたりといったことができず、その点では物足りないということも書きました。

 さらに、



 ただし、 右のようなスマート家電コントローラを使うと、赤外線リモコンで動くかなりの数の電化製品が操作できるみたいですが、評価はまちまちで迷っています。
と書いたのですが、実はほとんど迷っていなかったのです。記事を書いている最中は迷っていたのですが、終わるころには我慢ができなくなり、投稿するとほとんど同時にAmazonで注文をしてしまったのです。翌々日には手元に届きました。

ラトックシステム スマート家電コントローラ スマホで家電コントロール [Works with Alexa認定製品] RS-WFIREX3

 それが正式な名称です(以下、スマート家電コントローラを「スマコン」、EchoDotを呼びかけの「アレクサ」で代用します)。


【家電とスマコン、アレクサを繋げる】
 アレクサと家電をどう繋いだかを説明する前に、ひとこと話しておかなくてはならないことがあります。それは、
「もしかしたらスマコンはもともと一部屋に何個もある赤外線リモコンを、スマホ上にひとまとめにしようとした装置ではないか」
ということです。そちらが先で、アレクサを通して声で動かそうというのは二次的な機能ではないかと思うのです。
 必要な家電をすべて登録してみたら、一台のスマホで全部コントロールできることがけっこう便利だと思えるようになってきたからです。

 それにアレクサを繋げるというのはまとめられたリモコン機能に乗っかるような話で、つまり私の言葉をアレクサが聞き取って電気信号でスマコンに送り(スマホは経由しない)、それをスマコンが赤外線信号に変換して家電に送るという仕組みを取っているようなのです。

 接続作業はしたがって、部屋にある全部のリモコンをスマコン本体に覚えさせるところから始めます。

 まず自分のスマートフォンに「スマート家電コントローラアプリ」をインストールし、家電のリモコンをひとつひとつ登録していきます。登録できるのは赤外線リモコンで操作できる家電だけで、しかもスマコン本体から赤外線信号を受けられる範囲にあるものでなくてはなりません。基本的にはひとつの同じ部屋にあるものだけということになります。

 私の家の居間には8本のリモコンがありますが、とりあえずテレビ、ブルーレイプレーヤー、Fire TV Stick、スピーカーシステム、メイン照明、エアコンの六つは接続しておきたい気持ちでいました。
 扇風機、DVDプレーヤーが残りますが、両方とも今は使っていないので後回しにします。

 スマコンアプリには280種類以上のリモコンがプリセットされていますからほとんどは選択するだけで登録は簡単に済みます。またプリセットにないリモコンは手動で設定することができます。私の場合は天井照明が有名メーカーでなかったので手作業で行いました。

 取り込みが終わるとスマホ画面で下のようになります。
クリックすると元のサイズで表示します
 一番左が初期画面で、そこからテレビやエアコンなどを選ぶとそれぞれのリモコン画面に変わって操作できるようになるわけです。

 ネット上にはこの時点で登録のできないリモコンがあるという話が出ていたりしますが、私の場合fire TV Stick以外はすべて繋がりました。中でも2003年製のエアコンが繋がったのはほとんど感動的でした。

 次はスマコンとアレクサをつなげる作業ですが、これはアレクサに「スマート家電コントローラ用スマートホーム」というスキル(無料:ネットからダウンロード)を取り込むことで難なくできます。
 全部がつながったことを確認したら、スタートです。


【スマート家電コントローラでできること1】
 そこで実際に使ってみた感想は、
「まず思ったほどではない――」
です。

 これは仕様書をよく読んでいなかった私が悪いのですが、アレクサとスマコンで音声操作できるのはテレビを除けば全部の家電のON/OFFだけなのです。
 テレビだけは「アレクサ、テレビをつけて」「チャンネルを5にして」「テレビの音量を上げて/下げて」で操作のほとんどができるのに、他は一切できない。ON/OFFだけです。
 照明のように「点けて/消して」だけで構わないものもありますが、ブルーレイプレーヤーなどは困ります。

 録画している番組を見ようとしたら電源が入ったあとで、
(1)「アレクサ、テレビの入力をブルーレイプレーヤーに切り替えて」
(2)「アレクサ、録画リストを見せて」
(3)「アレクサ、今週の『チコちゃんに叱られる』を再生して」
となるのですが、それがひとつもできない。結局リモコンを探して続けなくてはならないのです。

 もっともOFFの方は「アレクサ、ブルーレイプレーヤーを止めて」で済みますからまったく使えないわけではありません。
 エアコンも照明も、ON/OFFのみで温度や光の強さを音声で行うことはできません。


【スマート家電コントローラでできること2】
 実はスマコンには二つのモードがあって「カスタム・モード」にしておけばエアコンの温度設定や除湿などのモード変更、また照明の明暗も音声でできるのです。しかしその場合、接続できる家電がテレビとエアコンと照明2台、計4台に限られてしまい、おまけに「アレクサ、家電リモコンを使って〇〇して」みたいな面倒な言い方をしなくてはならず、かなり面倒なのです。
 通常の「スマートホーム・モード」の方だとON/OFFだけですが、家電は50台まで繋げます。

 私のところは寒冷地で、エアコンの使用期間は短いし冬は灯油暖房ですから複雑な操作は必要ありません。迷わず「スマートホーム・モード」にして、したがってON/OFFだけになってしまいます。
 ただし「スマートホーム・モード」だと呼びかけの変更や複数家電の同時操作が可能ですから、例えば「アレクサ、おはよう」でテレビと照明の同時ONだとか、家を出るとき「アレクサ、行ってきます」で全部をOFFにするとかいったこともできます。朝バタバタしがちな独身者には意外と便利なのかもしれません。

 独身者のことを言えば、スマコンは「Amazon web クラウド」を使って屋外から家電をコントロールすることができます。だから真冬の帰宅時、最寄りの駅に着いたところでエアコンと照明をつけておけば、帰宅したときに照明のついた暖かい部屋に迎えてもらえるといった良さもあるかもしれません(それでなおさら寂しくなる人もいるかもしれませんが)。

 いまのところスマコンを通してアレクサのできることはその程度ですが、先週も言ったように、10年後、20年後を考えるときっと生活のかなりの部分を音声認識にやってもらうことになりますからその日に向けて、今から慣れておく入門機と思えばいいのかもしれません。
 アレクサ(EcoDot)と違って「スマート家電コントローラー」(6872円)は安い買い物ではない気もしますが・・・。


【素直で落ち着いた秘書と――】
 先ほど独身者の話をしましたが、私のように独身ではない人間にとってもアレクサ+スマコンは素晴らしい性質を持っています。できないこともたくさんありますが、とにかく素直なのです。言うことは、何でも一応きこうとします。努力します。

 妻のミーナだったらこうはいきません。そもそも「ミーナ、テレビをつけて」などと言うこと自体が考えられないのです(言われることはありますが)。

 アレクサの声は「30代半ばの落ち着いた秘書」といった感じでまったく素直です。「アレクサ、照明をつけて」と言うと点灯させたあとでだいぶ経ってから「はい」と答えるような「天然」なところもあって可愛いことこの上ありません。
 その意味でも、とても満足できる装置です。





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