2018/3/30

「今週、気になったこと」〜貴乃花革命、アッキー召喚、泥だらけの周さん  政治・社会


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(この前の日曜日、目黒川に行ってきました、妻が)

【貴乃花革命とは何だったのか】
 昨年末からくすぶっていた貴乃花親方の「相撲協会改革革命」は、弟子の暴力事件で足元から火がついて全面降伏という形で幕を閉じようとしています。貴乃花親方は二階級降格で最下層の「年寄」まで落ち、深く反省の言葉を述べながら今後は相撲協会に協力していく旨を述べたとか――。しかし親方は何をしたくてここまで無理をしたのか。
 私は昨年末、「結局、親方は改革の内容について一言も語ってないじゃないかということを問題にしました(2017/12/29「忖度報道の行方」〜日馬富士暴行事件と2・26) 
 そして今日に至るまで、その全容どころか一部ですらわかりません。

 各テレビ局のワイドショー等でコメンテータの語った最大値を取ると、親方が一身を投げ打って改革しようとした相撲協会の悪弊とは、
・暴力事件をはじめとする不祥事を内部処理してしまおうとする隠ぺい体質。
・繰り返される暴力体質。
・恋々と役職にしがみつき、利権をむさぼりつくす強欲体質
・横綱白鳳を頂点として、星の回し合いなどを続けるモンゴル会の八百長体質。
・ガチンコ勝負を回避するなれ合い体質。
等々と言ったことになります(繰り返し申し上げますが、親方本人はそのようには言ったわけではありません)。

 今日のワイドショーの扱いを見ていると、八角理事長を中心とする理事会の強力な締め付けによって貴乃花親方に心寄せて親方たちが一人ひとり剥がされてしまい、「貴乃花革命」はここに頓挫した、しかしいつの日か必ず復活するだろう、そうなってほしいと、そんな感じになっています。

 そこで私は不満なのです。
 貴乃花革命が頓挫したのは仕方ないにしても、マスコミまでが一緒になって頓挫することはないでしょう。
 特にモンゴル会を中心とした八百長問題は、貴乃花親方が全面降伏したからと言って放置していいものではないと思うのです。
「先場所の角竜の優勝だって怪しいものだ」
熱心なワイドショー・ウォッチャーの中にはそう考える人だっているかもしれません。
「貴乃花部屋力士だけがガチンコ」という件についても、メディアは言い出した以上、最後まで追及する義務があるはずです。
 特に玉木正之、立川志らく、玉川徹、坂上忍、やくみつる、梅沢富美男といった諸氏には強くお願いしたい。

 ついでに、今回の暴力事件の加害者である貴公俊の処分、「1場所の出場停止」についてはほとんど扱われていませんが、私は納得できないところです。
 確かに日馬富士と貴公俊のケースは分けなければいけないと思いますが、「引退勧告」と「1場所出場停止」の差がどこから来るのか、説明の必要はあると思うのです。

 横綱だからと言うなら、大関以下の暴力には許容性があるということになります。
 医者にかかるほどの傷を負っているかどうかということだったら、被害者が穏便に済ませたい場合は、どんなに深い傷を負っていても病院に行けなくなります。
 同じ部屋の者どうしなら軽く済ませるというなら、12年前の時津風部屋事件をまったく反省していないということになります。

 とにかく今回の件については、完治するまでに三か月以上を要したケガを「全治二週間」と誤診していったんは土俵に上げてしまった医師の問題も含めて、未解決のことが多すぎます。


【モリもカケもそろそろ食傷気味】
 などと言うとものすごくお怒りの方もおられると思いますが、そろそろ疲れてきました。

 この先安倍夫人や迫田元理財局長を証人喚問しても、野党に決め手がない以上、埒が開きそうにありません。改ざん問題については大阪地検特捜部が真剣に取り組んでいるのですから、そちらに任せてもいいじゃないかと思うのですが、そうもいかないようです。

 そもそも本丸の8億円値引きにしたって最初から表に出ると分かっている数字です。近畿財務局にしても、まるっきり説明のできない値引きではなかったはずです。少なくとも財務省内部で咎められるような値引きではない。

 事実、森友学園に隣接する土地は公園用として豊中市に14億2千万円で売却されましたが、これは14億円以上の補助金が受け取れると分かった上での価格です。つまり豊中市は実質2千万円ほどでの購入できたので、その値引き率は森友学園の84%をはるかに上回る99%です。そうまでして売り急ぐ、何か特別な理由があったのかもしれません。しかしその内容は人には言えない、だからいつまでもウダウダかわし続けてる、そんなことなのかもしれないのです。

 とにかく安倍昭恵さんでも迫田さんでも誰でもいいから片っ端呼んで、さっさとけりをつけてほしいものだと、私はイライラしています。北朝鮮がこんな状態で、そう簡単に総理大臣を変えられない以上、チャッチャと先に進むというわけにはいかないのでしょうか。


【泥だらけの習近平】
 一触即発。5月の金=トランプ会談が決裂ないしは流れて、即、戦争。それが私の見立てでしたが、中国が顔を突っ込んできてこのあとロシアも顔を出すとなると、北朝鮮包囲網はダダ崩れ。先制攻撃も辞さないといっていた合衆国ですが、中国紅軍もロシア軍もとなると迂闊に手は出せません。手が出せないことがはっきりしてしまうと、「圧力」もお題目になってしまいます。
 そして核を持った北朝鮮が残る――。まったく当てが外れてしまいました。

 しかしそれにしても、金正恩はよく習近平の前に立てたものだ、習近平はよく金正恩を許したものだと感心します。
 習近平の大事な行事のたびにミサイルを打ち上げてその顔に泥を塗り、親中派の伯父・金成沢を惨殺し、中国の保護下にあった金正男を暗殺し、特使を送れば直接も会うこともしない無頼漢。全人代に送ってきた祝辞など、よくもこんなものを送ってきたものだと思うくらいの素っ気なさで、世界をあきれさせた、その金正恩を、習近平はよく受け入れたものです。

 そのたびにニュースの“専門家”たちは「メンツを重んじる中国の、国家主席の顔に泥を塗ったわけですから、ただでは済まないでしょう」と言っていたのですっかり私もその気になっていたのですが、何のことはない、周さんは何十回顔に泥を塗られても平気な人だったようです(私もやってみようかな?)。

 いや、顔に何回も泥を塗った相手でも、必要とあらば握手した上で歓迎して見せる――習近平はそのくらい凄い政治リアリストなのかもしれません。




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