2017/3/9

「納得できない日々」  政治・社会

 よくもまあこれだけのウソが次から次へと出て来るのだと感心します。
 巷で評判の森友学園の問題。

 財務省には「認可されるから土地を売れ」と言い、
大阪府には「土地は売ってもらえるから認可しろ」と言う。
それを同時に行う。

 大阪府には「校舎などの建設費は7億5600万円で済むから数年後には黒字を見込める(財政基盤はしっかりしている。だから認可してくれ)」と言い、
国には「建築費は21億8000万円もかかるか(だから補助金をたくさんくれ)」という。
金額だけが違う、全く同じ書類を使って。

 普通の人は1万円札の裏が千円札かもしれないと疑ったりしないから、紙幣の裏表を確認したりしない。
それと同じで、まさか同じ書類の、提出先が違うだけで数字も変わるなんて思わないから黙って受け取ってしまうが、こうなるとすべて疑ってかからないといけないのかもしれない。

 本人がダメだと言っても「安倍晋三記念小学校設立のためだ」と言って寄付金を集める、
本人が「困る」と言っても首相夫人を「名誉校長の・・・」と紹介して引くに引けない状況に追い込む。
本人の承諾なしに採用教員予定者名簿に名前を載せる。
 何の話もしていないのに愛知の超エリート中等教育学校に推薦枠があると宣伝する。そもそもその学校には推薦制度もないのに。
 土中のゴミを掘って校舎を建て、ゴミは校庭に埋め戻す。きちんと処理することを前提に、8億円もまけてもらったというのに。

 この学校の話、どこまで行けば本当のことに行きつくのか――。

 以上は森友学園の話。

 次!

 誰が見ても金正男で、DNAこそないものの、指紋も刺青も顔の黒子も一致する被害者を、あれは北朝鮮の外交官のキム・チョルだと強弁し、
遺体を調べたわけでもないのに心筋梗塞だと診断し、
遺体を返せとわめきたて、
遺族を寄越せば返してやると言っても誰も来ない。金正恩委員長や妹を連れてくれば済む話なのに(?)。

 犯罪者じゃないんだから北朝鮮国籍の男を返せというだけならまだしも、二人の実行犯女性までも釈放しろと要求する。
 あまりのわがままに呆れて北朝鮮大使を送還すると、あろうことか北朝鮮在留のマレーシア人の出国を停止するという人質作戦。

「そんなのダメに決まっているだろう」という一般常識も国際法も全部無視して、
やりたい放題。

 以上、北朝鮮。
 次!

 アメリカではトランプ大統領が相変わらず
「オバマは選挙中のトランプ陣営を盗聴した」(盗聴の事実はない)とか
「オバマが保釈したグランタナモ収容所の捕虜の内、120数名がその後戦場に戻った」(釈放したのはブッシュ元大統領)
とか嘘八百。

 しかしこの人のウソはひとつ暴いている最中に二つも三つも、息を吐くように次々出てくるのでひとつも解決しない。

「就任式は過去最大の人出だった」とか
「スウェーデンでテロがあった」とか
「日本は米軍駐留費の半分も払っていない」とかはどうなったんだ?

 私も60年以上生きてきてウソを全くつかなかったわけではないが、
うっかりついてしまったウソを守るためにほんとうに戦々恐々、肝を冷やして冷や汗を流して、最後はすっかり後悔し反省した。
けれどそんな必要はなかったのだ。

ひとつウソを守るためには次々とウソをつけばよかった。
そして片っ端忘れてしまうだけで、問題は解決されたのだ・・・とあらぬ方向に話が進む。

 あまりにもウソつきの乱暴者が多くなったため、かつてのウソつき乱暴帝王たち(例えば習近平だとかプーチンだとかドゥテルテだとか)はすっかり影がかすんでしまった。

 ほんとに、世界はどうなるのだろう。
 そしてそれを見ながら成長している子どもたちは、この世界から何を学び、何に生かしていくのだろう?


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