2016/2/4

「子どもたちの危機」@  教育・学校・教師



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 娘のシーナが息子(私にとっては孫)のハーヴを連れて帰省しました。昨年の6月、新生児仮死の状態で生まれた子です(「いのちのこと」@2015.09.14以下参照)。

 あれから七か月半、これといった問題もなく、体重も9sを越え、元気にすくすく育っています。出産時のトラブルの埋め合わせをするかのように、おとなしく育てやすい子のようです。
 親を困らせるようなことはほどんどありません。希に泣くときも、お腹がすいたのか眠いのか分かりやす泣き方をしますので対応も楽です。
 離乳食もよく食べますし入浴も好んでします。夜は布団に入れて横にヒツジの人形(未年ですので)を置くと、そのまま左手の親指をくわえ、チュパチュパと吸いながら眠ってしまうそうです。
 夜中に一回わざわざ起こして哺乳をすると、朝まで起きません(哺乳を怠ると4時ごろ目を覚ましてしまいます)。朝、親たちがうっかり寝過ごしても大きな目を開けて静かに待っているようです。

 最初の内、シーナも扱いがわからず、泣くたびに乳をふくませていたらわずか4か月で8kgを越してしまい(ですからその後、3か月で1kgしか増えなかったことになりますが、その分、身長がぐんと伸びました)、重さのためか寝返りもしなければ「ずり這い」(からだをあれこれ動かしながら前進すること)もしません。目の前に欲しいものがあっても努力をせず、「ま、いいか」という感じですぐに諦めてしまいます。寝返りも「ずり這い」も成長の必須条件ではないのでおおらかに見ていますが、シーナは少し寂しいのかもしれません。
 その代り「お座り」と支え立ちは大好きで、からだを持ち上げると全身をピンと張り、座ることを拒否していつまでも頑張ろうとする様子もあります。
 私はもともと小さな子ども(5歳以下くらい)とはいくらでも遊んでいられる性質ですが、わずか五日の帰省の間にもどんどん変化していくハーヴを見るのはほんとうに楽しい日々でした。

 ところで一昨日、以前にもこのブログで取り上げたいわゆる「川崎市中1男子生徒殺害事件」(「加害者はいかにして加害者となっていくのか」2 2015.11.12 )の初公判がありました。ここで明らかにされた内容については改めて検討したいと思いますが、振り返ると被害者の少年は13歳、加害者グループのリーダーの少年は当時18歳です。ハーヴの12年後・17年後です。
 日々成長しているとはいっても1年後のハーヴはまだ歩くのもままならず言葉も「ママ」「パパ」くらいなものでしょう。さらに1年たっても一人で外には出せない年齢です。
 5歳になれば相当楽になりますが、そこから上村君まではわずか8年、加害者少年までは13年しかありません。現在の私は仕事上、ハーブと同じ年頃の乳幼児から小学校6年生までを同時に見ることができます。その中には将来の上村君も被告少年もいるはずです。傍から見てかなり危険な子が相当にいます(ただしその危険が現実化する例は極めて少ない)。
 けれどそれにもかかわらず、私たちには十分な仕事をしていません。

                                  (この稿、続く)

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