2009/12/8

12月8日  教育・学校・教師


 わりと忘れがちなのですが、今日、12月8日は太平洋戦争の開戦記念日です。戦争自体は1931(イクサのハジメと読みます)年の満州事変から続いていたものですが、引き返せたかもしれない最後の一歩を踏み出してしまった、今日がその日です。

 真珠湾攻撃自体は、近代戦争の形をがらっと変えてしまったような、戦争マニアなら賞賛して止まないようなたいへんなできごとなのですが、私はむしろ背後で起きていたことに気持ちが傾いて行きます。それは攻撃の30分前に手交されるはずだった宣戦布告状が、攻撃1時間後に遅れたという事実です。
これがそもそもが厭戦的だったアメリカ国民に火をつけ、日本を歴史に名を残す卑怯者にしてしまったからです。

 この件に関して責任のある在アメリカ日本大使館の役人たちは、何の責任も問われることなく、戦後、外務省で出世して安泰な老後を過ごしたといわれています。これほど重大な過失を犯しながら、何のお咎めもないのです。


 翻って現代、日本の子どもの学力は地に落ちた言われその原因は「ゆとり教育」にあると言われながら、誰も責任を取ったようすはありません。「ゆとり教育」を言い出した役人もそれを煽ったメディアも一切の責任をとらず、この「学力危機」を教師の教育力向上だけで乗り越えようと免許の更新制だの全国学力学習状況調査だのを出してくる、それは戦争時代と何も変わっていない感じがするのです。

 責任を取るべき人がきちんと責任をとり、それを土台にやり直すような社会の仕組み、何とかつくって行かなければならないはずなのですが。



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