2008/7/31

児童買春の果て  教育・学校・教師


 教師による児童買春のニュースが後を絶ちません。しかも50歳代前半という、きわめて分別のありそうな人ばかりが逮捕されている気がします。どうしてなのでしょう。

 なぞは二つです。
 一つは、なぜ、そんな年齢の子どもに性的な関心を持てるのかということ。
 もう一つは、もともとそういう性向があるとしたら、もっと若いうちに問題をおこし、もっと昔に逮捕されたり処分されたりしていてもよさそうなものを、その歳までなぜやってこれたのかということです。

 少女売春市場が成熟したのは最近のことだからだ。
 ケータイやネットを通じてそうした市場へのアクセスがものすごく容易になったのも最近だからだ。
 そもそも児童買春を取り締まる法律がなかったからだ。

 それらはみな有力な答えです。しかしそれだけではまだピンときません。自分の子どもより幼い者を性の対象者とするには、もう一つ越えなければならない壁があるように思うのです。

 それを私は、「学校では思い通りにならない子どもたちを、金さえ払えば何とかできるからだ」と考えました。そう思うと多少理解は進みます。

「思い通りにならない」と言うのは「子どもたちが言うことを聞かない」という意味ではありません。教師にとって最大のストレスは「子どもを鍛えられない」「子どもの子守をさせられている」という思いだからです。

 10年前、20年前なら使えた手法がことごとく禁じられてしまい、子どもたちが悪くなっていくのを抑えきれない、伸びるはずの能力を伸ばしきれない、人格を育てられないということです。

 私にとっては、10代どころか20代の女性だって「指導の対象」ですから性的な関心はありませんが、「学校では思い通りにならない子どもたちを、金さえ払えば何とかできる」というのは、理解できないことではありません。


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2008/7/30

ブログを読んでくださっている皆様  教育・学校・教師


 本日で校内研修期間が終わり、明日から初任者研修をはじめとする校外研修が一斉に開始されます。

 かつて普通の公務員は週休二日制なのに、教育公務員(教員)だけは学校があるので土曜日も半日勤務をしていた、という時期がありました。その「失われた土曜日」をすべて「子どもの夏休み」に集中させ、そこで週休を回復をさせていたため、夏休みは「毎日が公休日」、つまり堂々と休んでいていい期間となっていました。

 ところが、学校五日制となり、土曜日の授業がなくなると「毎日が公休日」もなくなり、教員は年休を取って休むか、学校に来て何らかの仕事をしなくてはならなくなりました。

 たいていの教員はものすごい日数の年休を残していますから「毎日が年休」でもいいのですが、「先生たちは夏休みがあっていい(そんな休んでばかりの教員に給料を払っていいのか? アメリカでは払っていないだろ)」、ということになってはいけないので、都道府県教委も市町村教委も、ものすごくたくさんの研修機会を設けています。
 これから始まるのは、そうした研修期間です。

 後期校内研修期間の始まる8月20日(水)までは、学校に先生は揃いません。その期間、「デイ・バイ・デイ」の元となる原稿も書きませんので、このブログもお休みです。

 ただし気が向いたら、学校の先生たちには聞かせられない話を書くかもしれませんのでよろしくお願いします。

 8月20日(水)まで、

 では、では。
 


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2008/7/29

40年!  教育・学校・教師


 本校には該当者がいませんが、明日から初任者研修が始まるそうです。

 昨日の会議の後、初任者研修用に机や椅子を並べ替えながら、「明日、ここに座る人たちは、あと40年近くも教員を続けなければならないんだな」と思ったらため息が出ました。その話を隣の先生に話したら、絶句していました。
「40年!!」

 そうは言っても、今のような苦しい状況は、延々と続くものではないのかもしれません。

 私たちの在職中に、少しでも良い方に道筋をつけておきたいものだと思いました。




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2008/7/28

コンピュータの治(直)しかた  知識


 先日、ある会合で、他校の先生が持ち込みのコンピュータを使おうとしたところ、うまく動かずに困ることがありました。CD−ROMを差し込んでもCDドライブのアイコンがないので動かせないのです。私も呼ばれてあれこれやってみましたが、どうしても動きません。結局、別のコンピュータを借りて対応しましたが、今度はスライドショーができないとかで、大変でした。

 その話を持ち帰って山中先生にしたところ軽く一言、
「あ、それ叩けばいいんです。きっと持ち運びのときに何かの理由で接触が悪くなってるんですから」

 私はガッカリしました。デスク・トップ派ですから事故があればまず最初にケーブルがきちんとついているかどうか見るという癖はついているのに、ノート・パソコンの接触不良についてはまるで思いが至らなかったのです。文字通り「一発で」(殴って)直してカッコウの良いところを見せられたのに、機会を逸しました。

 あまり悔しかったので別の場所でそれを話題にしたところ、
「『揉む』というヤツもありますよ」という話が出ました。
液晶のバックライトがつかない場合は、モニターの左右を持ってゆっくりと揉みしだくと直るのだそうです。
「私、それで2台直して、今も動いています」

 そう言えば私も、「キーボードの水洗い」というワザを持っています。
 これは砂糖入りのコーヒーをこぼした時など、まず十分に水洗いをしてコーヒーを流し、その後ドライヤーにかけると直る、というワザです(ノートではやったことがありません)。マウスもこれで直ります。
 ついでに言えば携帯電話もこれで直せる場合があり、私はこの方法で2回、データを救いました(心配なので、機械自体は変えましたが)。

 その話をまた山中先生に持ち込んだところ、
「フリーズ・ドライという手があります。冷凍庫の中で水分を飛ばします」
 なるほど、それも理屈です。

コンピュータは生き物です。
どうせ修理に出せば安くはすみません。ダメ元でいろいろやってみるのが良さそうです。

(ちなみに、最初のコンピュータ、学校に持ち帰ったら直っていたそうです。その先生は『やっぱり、おウチがいいみたい』と言っておられました。やはりコンピュータは生き物です)



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2008/7/25

よめるかな?  知識

読み方の難しい字を探せ、といったら日本語の場合はいくらでもできます。

植物だったら
菖蒲 、向日葵、桔梗、女郎花 、公孫樹 、紫陽花 、山茶花 、杜若 、柚子 、撫子

動物なら
蝙蝠 、啄木鳥 、雲雀 、梟、鸚鵡 、信天翁 、海豚 、秋刀魚

日用品なら
提灯 、足袋 、浴衣 、法被 、炬燵 、暖簾 、卓袱台

あたりが基本でしょう。

さて、ところで、「々」「〃」、この二つの字は何と読むのでしょう?






答え:この記号の名前は二つとも「同の字点」といいます。
   ワープロで出すときは「どう」と打って変換すると、どちらも出てきます。


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2008/7/24

ハナの下を伸ばす  知識


 トマトやミニトマトは比較的楽な作物で、しかも長く収穫できるので毎年苗を買ってきて植えています。しかしトマトはトマトなりに厄介なこともあって、腋芽をそのままにしておくとあっという間にミニ・ジャングルみたいになってしまうし、マメに腋芽を取って一本立にするとどんどん上に伸びて、最後には支柱の高さを越え、しかたないので上から垂らすといったみっともないことになったりもします。

 どうしたものかと思っていたら「プロに聞く裏ワザ」みたいな本に面白いことが出ていました。

 それによると、トマトは花房が二つつき、その先に二枚の葉がついたところで先端をつぶしてしまう(摘芯)のが良いらしいのです(葉を二つの残すのは、そこまで水や養分を吸い上げるためです)。しかしそのままだと成長しようがないので、そこで腋芽を利用します。

 下の花房(第一花房)のすぐ下の腋芽を1本だけ伸ばすのです。良くしたもので、第一花房の下の腋芽は、特別に力強いものが伸びてきます。

 残した腋芽が伸びて花房を二つつけたら、同じように葉が二枚つくのを待って先を摘芯します。そして同時に第一花房の下の腋芽を残し、他の腋芽をすべて摘んでしまいます。つまり同じことを、繰り返し繰り返し行っていくのです。(下図)

 花の下(の腋芽)だけを伸ばすので、私はこの方法を「はなの下を伸ばす」と名づけました。

 これだと、同じ高さに花房(将来の果房)が二つずつついて効率がいいですし、何よりも全体が蛇腹に織り込まれるので、半分の高さで足ります。それに見た目も美しいのです。

 植物の楽しさの一つは、こんなふうに教科書通りにやるとほぼ確実にうまく行くところです。しかしそれが同時に、植物のつまらなさにもつながります。
 人間は本当に思い通りに行かない。そしてそれが子育てや教育の面白さだと思うのです。


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(黄色は花房・・・のつもり)

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