2007/10/3

良いところを誉めましょうと言うけれど  教育・学校・教師

いいところが見つからないんです・・・といった相談を受けることがあります。

 世の中にはやたら良い子で、「いいところ」をたくさん見せてくれるので親も教師も誉め易く、誉められるからまた良くなっていくような、とても運の良い子もいます。しかしその一方で、さっぱり良いところを見せてくれず、だからなかなか誉めてもらえず、誉めてもらえないから、また良いところを出さずに終わってしまうような不幸な子もいます。

 そういう子はいつまで眺めていても、さっぱり良いところは見つかりません。黙っていても何も始まらないのです。

 ではどうすればよいのかと言うと、何かをやらせ、それが十分にできたら誉めてあげればいいのです。
 山本五十六の有名な言葉「やってみせ,言ってきかせて,させてみせ,ほめてやらねば,人は動かじ」は、そういう意味です。

 手本を見せ、言葉で分からせ、もうこれだけやってあげれば誰にだってできるというところまで教え、それでできたら誉めてあげればいいのです。
 そこまで教えればバカだってできるはずだなどと思ってはいけません。やらされた方だって「ここまでやってもらえばバカでもできる」とは思ったりはしないのです。上級者にとって「赤ん坊でもできること」も、初心者には大変なのです。

 誉めてあげるためには、まずきちんとやらせるしかないのです。



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