2007/7/31

子どもを見守ると言うこと  教育・学校・教師


 秋田に竿灯という、たくさんの提灯をつけた竿を立てるお祭りがあります。
 私はあんなふうに手や肩の上に棒を立てるのが得意です。アゴでも額でもできます。棒状のものでなくても、椅子でも机でも、ある程度の大きさと適度な重さのものなら何でも立てることができます。そして最近やろうと思っているのは、手や肩ではなく、すっと伸ばした足の甲の上で棒を立てることです。

 棒を立てるための練習は、手を添えて足の甲の上に棒を立て、ちょっと手を離してみるということを繰り返します。倒れそうだったら手を添えて形勢を立て直します。そして手の中で平衡を十分にとって、またゆっくりと離してみます。倒れそうだったらまた押さえますが、うまく行きそうだったら0.1秒でも長く我慢するようにします。

 大切なことは、いつでも触れるように棒の側に手を置いておくこと。うまくなるにしたがって、手は棒から少しずつ離すようにしますが、決して注意は怠ってはいけません。


@初心者のときから「棒よ、立て!」とか言っていきなり手を離してはいけません。
A倒れたら拾ってやり直し、倒れたら拾ってやり直し・・・という練習もあるかもしれませんが、それでは棒が傷みますし、こちらも消耗が激しくてかないません。
Bだからと言って、棒をがっちり握っていたら、棒が自立することは絶対ないのです。

@子どもをいきなり一人立ちさせようと放り出すのは育児放棄と一緒です。
A日ごろは放ったらかしておいて何か問題を起こすと全力で建て直し・・・こういう繰り返しは、お互いに不幸です(それでもいつかは独り立ちするかもしれませんが)。
B倒れないようにとがっちり囲い込んだら、それこそ絶対に独り立ちなんかできません。

 子どもに寄り添う、子どもを見守る、という言い方がありますが、それはこんなふうにいつも側にいて、必要に応じて手を出し、必要に応じて手を出さないよう我慢することを言います。





1

2007/7/30

わが子を確実に東大に入れる方法  教育・学校・教師


 同じく教員をやっている妻の、小学校の時の教え子が東大に入りました。
 私は、教科担任も含めると数百人の生徒を教えてきましたが東大生になったという話はとんと聞きませんので、どうしたら教え子から東大生を生み出せるか、あわよくばウチの子も、と研究を続けました。その結果・・・。

 私は今日の書き込みで、ほぼ100%確実に自分の子どもを東京大学に合格させる方法を書きますので、いつに増して丁寧にお読みください。

 要点は三つです。
 まず第一に、学習習慣が重要です。
 高校生のとき、学校で学ぶ時間を含めて毎日10時間以上の学習を続けるためには、それなりの学習習慣を小さなときからつけておかねばなりません。それはもちろん学校での勉強を通じて、そして家事の手伝いやその他すべての活動を通して、意に沿わないことにも耐えて、長時間集中し続けるだけの力をつけておかねばなりません。

 第二に、東大受験の環境の整っている都会ならまだしも、そうでない田舎の場合はどうしても東大受験のための環境を自分の方に引き寄せておかねばなりません。そのためにはZ会を始めとする超一級の通信添削を受け続けること、そして武者修行のように模擬試験に挑戦し続ける必要があります。

 そして第三に(これが最も重要なポイントですが)、
 最初から頭のいい子を産んでおくこと、これが一番重要です。

 先に紹介した妻の教え子の場合、小学校の4年生の段階で、少なくとも計算問題では妻を圧倒していました。まるで九九を唱えるように、すべての計算問題の答えを暗記しているとしか思えない速さで行ったようです(ただし分数が入ると、多少・・2〜3秒はかかった)。

 頭の良い子を産むために、まず超一級の頭の良さを持った配偶者を選ぶところから始めなければなりませんが、仮に成功したとしても、十分頭の良い子が生まれてくれ可能性は50%以下です。

 すばらしい美人女優から「私の美貌とあなたの頭脳が合わさればすばらしい子ができるわ」とプロポーズされたバーナード・ショウが「私の顔と、あんたの空っぽの頭が一緒になった子が生まれたら大変だから・・・」と断ったという話のごとくです。

 もっとも子が東大に入ったからと言って幸せになる保障もありません。とりあえず入った段階で、地方の超トップエリートの大半が東大では「ただの人」になってしまいます。そうならなかった超々トップエリートたちも、単に学力生存競争の戦列に取り残されただけなのかも知れません。

 運良く(あるいは運悪く)非常に頭良く生まれてしまった子たちには、やはり頑張ってもらいましょう。そうでない子たち(私の家の子も含めて)には、他にやるべきことがあります。




0

2007/7/27

夏休み  知識


 夏高温多湿で学習になじまない日本はもともと夏休みを必要とする環境がありました。また古くから薮入り(正月とお盆は仕事を休んで実家に帰る)という習慣があったのでその意味でも、夏休みは取りやすい雰囲気があったようです。

 今年の場合、本校も夏休みが減りましたが、日本のほとんどの小中学校は今でも7月21日から夏休みに入り、8月31日までが休みです。

北海道や東北地方、甲信越地方の寒冷多雪地域では7月18日〜8月20日頃までとし(北海道は基本的に7月26日から)、代わりに冬休みが長くなるようにしています。ただし長野県の場合は冬休みを長く取る習慣はありませんので、全国の標準的な授業日数200日を大きく越えて210日以上の学校がほとんどです。

 かつて夏休みを全国平均で取るのにさらに寒中休みまで取るといわれた新潟県も、現在は全国並みの日数に収まっています。ただし中学校などでは卒業式を3月上旬にやってしまうので、3年生の授業日数が190日を割り込んでしまう場合も少なくありません。

 諸外国は9月入学(韓国の3月など、9月でない国もたくさんある)が中心ですので、それまでの2ヶ月間、合衆国はさらに長くて6月中旬からの2ヵ月半が夏休みというふうになっています。

 その6月、卒業と同時に世間を知らないまま花嫁になっていくことを「ジューン・ブライド(6月の花嫁)」といい、一般に幸せになれるといわれています。
 世間をたっぷり味わって、すっかり世間ずれしたあとで6月に結婚してもだめです


 かつて「先生は夏休みがいっぱいあっていいいなあ」と言われました。しかし現在では厚生休暇も入れて5日間、民間企業と比べてもだいぶ見劣りするようになりました。

 以上、「今日調べたこと」でした。

 今日もがんばりましょう!

(来週からは研修センター研修や出張が増えますので、デイ・バイ・デイはしばらくお休みです)


 
0

2007/7/26

特色ある学校づくりへ  教育・学校・教師


 一方で学習指導要領で全国均一の教育を保障しながら、他方で各校「特色ある学校づくり」を進めよ、ということが良く分かりませんでした。

 極端に言えば
「ウチの学校は学力はぜんぜんダメだが、県内のあらゆるスポーツ大会で賞を取ってます」とか
「ウチではとにかくテストで高い点数を取らせます。しかしその分、心の教育はおろそかになっています」とか、
それでいいのかということです。

 もちろんそんなのはダメで、指導要領に定められたすべての点で最低ラインは保障した上で、何らかの特色を持て、ということだと考え直すのですが、そうなると「『すべての点で最低ラインを保障』というそのこと自体が大変な学校だってあるじゃないか、その上で特色と言われても、とてもとても・・・」ということもあります。さて、どうしたものか?

 それについて、最近私は、ある智恵をいただきました。それは、児童に「ウチの学校はどんな学校?」と尋ねたとき、胸を張ってこうだと答えられる何かの価値を持っているのか、ということ
です。

それは「日本で一番あいさつのできる学校です」でも「とにかく歌が好きで、2週間にいっぺんの全校音楽をみんなが楽しみにしている学校です」でも、あるいは「お掃除世界一!」でも何でもいいのです。児童と教職員が全員で取り組む価値があり、そのことに誇りを持っているかということです。多少あちこちに不備はあっても、とにかく「これ」に向かってみんなで頑張っているのだと・・・。
さて、ウチの学校の児童たちは、どう答えてくれるでしょう?

 長い一学期、ご苦労様でした。本当に大変な学期でしたが何とか乗り切れそうです。2学期はぜひとも戦線を押し返したいものです。特色ある学校づくり、がんばりましょう!

0

2007/7/25

チケットはないが・・・  いいこと

 先日のサッカー・アジアカップ、オーストラリア戦。
ひとり足りない相手に結局PK戦というストレスの多い試合でした。しかしがそもそもサッカーというスポーツ自体がストレスフルなもので、選手がやたら髪を染めたり刺青をしたりサポーターが荒れるのも、そんなところに理由があるのかもしれません。

 1998年のフランス大会では、大量の日本人サポーターがフランスに渡ったものの、現地で渡されるはずのチケットが実際には存在せず、何千人もが屋外で観戦するという異常事態が起こりました。おまけに試合も全敗ですので、ストレスも極みです。

しかしその中にあって、日本人サポーターは対戦相手へのエール、試合前後の国際交流、会場の清掃など、マナーの面で際立った姿を国際社会に見せました。

 もともとJリーグ発足の当時から、本格的サポーターは競技場にゴミ袋を持ち込み、試合後は清掃をして帰るのが習慣になっていましたから、フランスでも同じことをしたに過ぎません。しかしイギリスのフーリガンに代表されるように、サッカー観戦は大暴れし汚す場と心得ているヨーロッパの人々からみると、これはむしろ異様な光景だったようなのです。翌日の新聞には、日本人のこうした態度を絶賛する記事が新聞各紙に載りました。

「日本人、チケットはないが、エチケットならある」

 同じ日本人として非常に誇りに思うと同時に、こうした伝統は絶対に残していかなければと、強く思わされた出来事でした。



0

2007/7/24

誤用  言葉


 「十」という字は「じゅう」「とう」「じっ」などの読みはありますが「じゅっ」という読みはありません。したがって
「十組」は「じゅっくみ」ではなく「じっくみ」、
「十手」は「じって」、
「十戒」は「じっかい」が正しい読みです.

・・・と、児童にはずっと説明してきましたが、ここ数年、NHKのアナウンサーも意図的に「じゅっ」という発音をしている様子が見られます。
言葉は時代とともにかわるから、それでいいのかもしれません。
「新しい」も大昔は「あらたしい」が正しかったようですし
「御御御付け(おみおつけ)」などは丁寧語に丁寧語を重ねる誤用が定着した、典型的な例です。

 しかしそれにしても先日の講演会の、「人の噂も四十九日」は、絶対にだめだと思うのですが・・・



0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ