2007/5/14

目には青葉  歴史・歳時・記念日


「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」江戸中期の俳人山口素堂の句だそうです。
「・・・だそうです」というのは、これほど有名な句なのに長いこと調べもせずに放っておいたのを、今回初めてしっかりみてやろうと検索してみたからです。ちなみに、これが5月の句だと確認したのも今回が初めてです。

 さて、それによると、江戸時代、初物を食べると75日長生きするとの迷信が広がり、特にうるさかった江戸っ子たちはナスでもキュウリでも、何でも初物食いに奔走したらしいのです。中でも初鰹は他の初物の10倍、つまり750日も長生きできるとかで、そこから「女房を 質に入れても 初鰹」ということになったのです。
 しかし、この句を調べる気になったのは別に初鰹を食べたくなったからではありません。今朝、出勤の途中でなんとなく山を見たら、さまざまな緑がくっきりと浮かび上がり始めていたからです。そうです。これからしばらくが、秋の紅葉とともに山が一番複雑な色合いを見せるシーズンなのです。世の中にこんなにたくさんの「緑」があったのか、と感激する毎日です。そしてそれとともに畑にもたくさんの作物が植えられ、田にも水が張られます。

 意識して教えてやらないと、子どもたちはキュウリがいつ植えられるのか、トウモロコシは種から育つのか苗から作るのか、トマトはどんなふうに作られ、小松菜はいつごろまで食べられるのか、そういったこと一切知らずに育ってしまいます(その典型が私ですが)。たくさん子どもに話しかけ、目と耳と鼻で季節感を伝えて行きたいものです。
 

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