2006/4/26
「カリキュラム管理をお願いします」 教育・学校・教師
児童の学力が伸びないのは教師の教え方の問題ではない、そもそも教えていないのだ、という話がありました。
〇〇市が行った大規模な調査で、いくつかの単元が「ここは読んでおきなさい」と端折られたり、時間の関係で理科の実験が行われなかったりと、そういうことのあったクラスが明らかに成績を落としているというのです。経験的に言って、これは大いにありうることです。
本県の教育は一般に授業を丁寧にやりすぎる傾向があります。私の専門の社会科などでは、中学校でも1単元20時間といった授業が賞賛された時代がありました。
「生徒は、学び方を学習すればあとはあっという間にすべてを理解する。しっかりと学んだ子なら、受験勉強など1ヶ月もやれば簡単に身につく」
というのです。
実際、そうした潤沢に時間を使う学習の結果、歴史などでは明治時代に入った途端に授業が終わってしまったといった話はザラでした。それでも子どもたちは現代史も良く理解していたか、それは歴史が証明しています。
幸い本校では先日、係の先生が昨年のカリキュラムを再配布してくださいました。低高学年会などでくり返し確認しながら、指導に遅れが出たり内容が端折られないように確認してください。
少し前倒しでやっていかないと、不慮のことでどうしても遅れが出てしまうようです。

2006/4/24
夜の地球A(先週の答え) 知識
日本海に浮かぶ点々とした光のかたまり。それは獲物を引き寄せるための、イカ釣り船の巨大で大量の照明なのだそうです。

2006/4/21
「夜の地球」 教育・学校・教師
職員室前の廊下の壁に「夜の地球」という有名な写真が貼ってあります。夜の宇宙から見た地球の光の様子をあらわしたものですが、灯りの偏在は一目瞭然です。
電力の偏りは、そのまま経済力の偏りを示します。どこに人々が集まり豊かな生活をしているのか、それがわかるのです。
だいたいの位置を知っていれば、上海や香港、北京がどこにあるかはすぐに分かります。ナイル川やインダス川沿いに町が密集していること、台湾は西側に人々が暮らしていることなどは、普通の地図では分からないことでしょう。韓国の明るさに対して北朝鮮の暗さはやはり目を引きます。
韓国の東側の日本海の中に、強い光の密集地域があります。アメリカはこれに気づいた時、日韓両国に緊急の問い合わせを入れたと言われています。「日本あるいは韓国は日本海上で何をしているのか?」
・・・その答えは本当に意外なものでした。(答えは来週)。
面白い写真なので、児童にも紹介してください。

2006/4/20
「家庭訪問」 教育・学校・教師
家庭訪問、天気が悪そうですが事故等に気をつけて行ってください。
昨年もお願いしましたが、遅刻をしないようお願いします。「一番最後にしてください」といった無理な注文をせずにこちらの提案を受け入れてくださった方の中には、1時間年休でなんとかしのごうと思っている方や、保育園のお迎えを気にしながら先生を受け入れようとしている方がたくさんおられます。そうした方々の意気には答えなくてはなりません。また、児童に案内をさせた場合、30分も前から現場に行って待っているような子はザラです。そんな子を、雨風の中で待たせるのも気の毒です。
話が長引くようなら、改めて家庭訪問をすればいいだけです。緊急の話なら「全部回ったらもう一度来ます」と言って、実際にそうすればいいだけのことです。
長く待たされた保護者が、「前の家で熱心に話をじっくり聞いたのだろう、いい先生だな」と思うことはありません。「時間にルーズな困った先生だ」と思われるのが関の山ですし、その感じ方は間違っていないと言えます。
どうぞ事故に気をつけ時間に気をつけながら、ゆとりを持って行動するようお願いします。

2006/4/14
「第一回参観日」 教育・学校・教師
あまりの忙しさにさすがに音を上げたのか、
「この時期、どこの学校に行っても参観日があるのですか? 間に合わない・・・」
というお話を伺いました。
ハイ、どこの学校に行ってもこの時期、参観日はあります。
PTA活動の開始(=第1回総会)、新1年生の学級PTA役員選出を考えると、やらないわけには行かないのです。もちろん授業参観なしのPTAということも考えられますが、現実にはそんなことをしたら誰もきてくれません。
ただし、死ぬほど忙しいこの時期の参観授業について、私たちにもメリットがないわけではありません。ある先生によると、家庭訪問の前に保護者の顔を見ておくことはとりあえず安心できますし、保護者が何の予備知識もなく行う家庭訪問というのも辛いということです。
顔も知られていないままでの家庭訪問では、(見栄えの良い容姿の先生はいいにしても)、押し売りだの強盗だのと間違えられて不思議のない方だっています(世の中には・・・)。
さあ、もう少しでゴールデンウィーク。
がんばっていきましょう!!

2006/4/7
新年度 教育・学校・教師
年度末から新年度始め、先生方いろいろありがとうございました。
私「あ、(新任の先生方の待機場所の)保健室、教科書が入っていて、新任の先生たち入れないよね」
小林先生「え? 私たちで片付けて用意してありますけど・・・」
私「世界はどうなってる?」(世界情勢ではなく、宴会場である料亭の「世界」)
酒井先生「中島先生が電話してました」
トボケた時期のトボケた心配ですが、全部きちんと手配できていてありがたい気持ちで一杯です。
本当にありがとうございます。
