2005/12/15

「緊急事態」  教育・学校・教師


 県は昨日より当分の間、県内のすべての小中養護学校の登下校時に1〜2名の警察官を配備することにしました。その数およそ600〜1200人。本県の警察官は約3000人余り、そのうち昼間の勤務は2500人程度でしょうから、警察官のおよそ半数を朝晩4〜5時間、児童生徒のために当てることになります。

 もともと本県は警察官ひとりあたりの人口が650人余と、全国でも特に多い県です。全国平均が527人ですから、ひとりの警察官が受け持つ人数は120人あまりも多いのです。その人数で、これも全国有数の面積をカバーしてきたのですから本県警は非常に優秀だと言えましょう。その半数を学校に投入するというのですから、その意気込みも知れます。もはや非常事態と言っていいような状況です。

 懇談会の席でも学校の対応について問われるかもしれませんので、昨日の職員会のプリントにもう1度目を通しておいてください。また集団登下校についての要望・質問も出るかもしれませんが、いまのところ学校では予定がないので、その方向でお話下さい。理由は以下の通りです。

@現在の段階では子どもの安全に関して、集団登下校が有利かどうか分からない。広島・栃木で起こったような誘拐殺人また地震・豪雪のような天災に関しては有効だが、道路凍結による車のスリップ事故・無差別殺人的通り魔事件については、むしろ児童はばらけていたほうが有利と考えられる。したがって現在の状況では「まとまって帰りなさい」という程度で、それ以上踏み込んだ指導はできない。

AC市内あるいはそれを取り巻く地域で特に異常な事態のない現在、本校だけが集団登下校を始める以上は緊急対策ではなく恒常的な活動となる。その場合は登下校班の班長を決め、それぞれの経路、習い事のある日、その送り迎えなど詳細な計画が必要になり、PTA校外指導部を始め保護者に応分の負担を求めなければならないしかし今の状況では必ずしも理解が得られそうにない。

B緊急事態があれば、もちろん集団で登下校させる。

C防犯ボランティアなど、集団登下校に代わる安全対策を現在計画中である。また警察官・教職員による巡回も始まったばかり。もう少し様子を見てほしい。

 以上です。



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