2005/7/20

「銃の密売はやめよう!」  教育・学校・教師


 恥ずかしながら私の息子(小6)が、今学期、図工の時間に描いたポスターのキャッチコピーです。
「おい、こんなの描いたの、他にいるのか?」と訊ねたら「○○ちゃんは『人殺しはやめよう』、××ちゃんは『自殺はやめよう』・・・・」
 ……子どもの前で担任批判はできないので話は切り上げましたが、首を傾げたくなるところです。

 ポスターというものは不特定多数の人々に呼びかけて何らかの行動を起こさせようとするものです。そこから考えれば、「自殺はやめよう」はまだしも、「銃の密売」やら「人殺し」やらがいいわけはありません。「覚せい剤はやめよう」がポスターになるのはそれが市民社会に広く浸透しつつあるという前提があってのことです。銃の密売や人殺しはそこまで一般的ではないでしょう。それに対して何故指導をしてくれなかったのでしょう?

 6月に行われた1日参観では、一時間目が算数、2時間目(体育)「親子鬼ごっこ」、3・4時間目は親子「マレットゴルフ」。 3・4時間目については「親子のふれあいの時間に」という学校の指示があったのでしかたないにしても、2時間目も「親子」しかも6年生が体育の時間に「鬼ごっこ」というのはいかがなものでしょう? 子どもたちに話し合わせたらこうなった、ということですが、そうなるという予測はつかなかったのか、ついたとしたら何故とめなかったのか、これも大いに疑問です。

 その前の参観日は影絵の発表で、ひとつのグループは「校長を殺す物語」だったとか・・・。一つひとつは目くじらを立てて校長室に行くほどのことではないのですが、ボクシングのボディーブローのようにジワジワと効いてきます。

 子どもの意識を大切にとか、子どもの自主性を尊重せよといってもなんでもかんでもいいというわけではありません。問題解決能力を高めようと言ったって、「欲しいものがあるのに金がないという現状に対する理解をし(課題把握)」、「カツアゲをすることを思いついてやり方の工夫をし(課題の練り上げ)」、「実際にやってしまう(行動化)」なんていうことがいいはずはないのです。それが自主性や問題解決能力だとしたら、非行少年は極めて優れた児童・生徒ということになってしまうでしょう。

 以上、「保護者はこんなふうに不信感を醸成する」というお話でした。



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