2005/8/26

「最近気になったニュースを上げておきます」  教育・学校・教師


指導力不足、最多566人=昨年度、教員377人が研修−文科省[時事通信 8月9日]

 授業や生徒指導をめぐり、都道府県・政令指定都市の教育委員会から「指導力不足」と認定された公立学校の教員が、昨年度は全国で566人に上ったことが9日、文部科学省のまとめで分かった。2003年度より85人増加し、過去最多だった。
 同省は「各教委の認定制度への取り組みが強まった結果、報告数が増えた」としているが、適格性を欠くとの報告は後を絶たず、「教師の質」が改めて問われる結果となった。
 指導力不足の教員は全国60の教委が独自の判断で認定し、基準は一律ではない。昨年度は前年度からの継続も含め、58教委で566人が認定された。新規認定は282人だった。都道府県別でみると、神奈川県が54人でトップ。2位は福岡県で48人、3位は千葉県で33人、4位は広島県、三重県で各25人。長野県、さいたま市では、「候補者」はいたが、認定はなかった。年代別にみると、20代1%、30代15%、40代50%、50代34%だった。40、50代は構成比も高いが、同省は「現代の子供についていけない面もある」とみている。校種別では、小学校が49%と半数を占め、以下は中学校28%、高校15%、特殊教育等8%の順だった。
 指導力不足が理由で、現場を離れて研修したのは377人。うち93人が依願退職し、127人が現場復帰した。

 556人と言えば全小中高の教員の0.06%。1万人に6人ほどという計算になります。それが多いかどうかは別として、「2003年度より85人増加し、過去最多だった。」という部分は気になります。別に指導力不足教員が増えたわけではありません。指導力不足を認定する「人事管理システム」の運用が、全国規模に広がった・・・つまり、今までやっていなかった教育委員会が行うようになったから増えたのです。マスコミは時々、わざとこういうことをします。


<全国学力テスト>07年度から実施の方針 文部科学省 [毎日新聞 8月24日〕
 文部科学省は23日、中山成彬文科相が導入を表明していた全国学力テストについて、07年度から公立学校の小学6年生と中学3年生を対象に、1学期に実施する方針を固めた。教科は国語、算数(数学)などの主要教科に絞るとしている。実施の規模、公表の仕方などについてはさらに検討するが、過度の競争を招くとして廃止された全国学力テストが約40年ぶりに復活することで、現場の混乱も予想される。
 来年度は、試行テストとして抽出形式で行い、07年度は全員を対象にしたい意向だが、各教委の希望制とする案も浮上している。全員を対象とする場合、問題作成や採点など経費が数十億円規模に上るとの試算もあり、文科省は中央教育審議会での議論も踏まえ、慎重に検討するとみられる。
 実施時期については、小6と中3は受験時期にあたるなどとして、小5と中2を推す声もあったが、1学期に実施することで、小5と中2までの学習到達度をみるとともに、受験への影響も少ないと判断した。
 全国規模の一斉テストは1956年度に始まったが、学校間の序列化や過度の競争を招いたとして66年度に廃止された。80年代以降、抽出テストは実施されているが、中山文科相は昨秋の就任後、「もう少し競い合う心が必要だ」などと、全国一斉テストの導入を表明していた。


 予算不足のため、結局は自治体の判断に任せるようになりそうです。しかしもし参加するとなると、特色あり学校づくりなどは吹っ飛んでしまいます。私たちはあくせくとテスト点を上げるように努力するようになるでしょう。ただし広島県のように、現在でもすでにCRTテストの結果を各校ホームページに載せているようなところもありますから、私たちの方がのんびりとしているだけなのかもしれません


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